気を信じる人は少ないんでしょうか?
自分も若かりしき頃は「気なんて有る訳無い!」と思っていました。
でも、鍼灸では、国家試験に気が当たり前のように出てきます。
なので、百聞は一見にしかず。
ということで昔、体験してきました。
その前から、内気功と言う自分を整えるような気功はしていましたが、何となく調子が良くなるぐらいしか感じませんでした。
そして、道場で行われる体操もそれと同じような動きをキツクした物でした。
そして、自分達で、気の玉を作ります。
(笑っちゃ駄目ですよ、本気です。目に見えない玉が自分の手に出来ます)
それで、はじめに彼女(現在の嫁)の後ろに立ち、その玉で彼女を押したり引いたりすると、おぉ!自分の手の動きに合わせて彼女が揺れます。
次に、先生が「押すから、耐えてね!」と言い、自分の後ろに立ちます。
何だこの圧力は・・・!
どてっ!と倒されました。
そして、先生は全員並べて、次々に倒して行きました。
この時の経験があって、今の若い鍼灸師(まったく気を信じない)のようにならずにすみました。
なので自分の治療は常に、気をイメージもしますし、気をおくります。
でも、人を簡単には倒せません。
気功の鍛錬は案外地味でついつい飽きてしまいます。
しかも、先生によっては、気功を施すより鍼を刺すほうが簡単に治るという先生もいて、自分もそうだと思っています。
この話は、かなり多くの患者さんに話しましたが、道場まで行った人は一人しかいませんでした。
百聞は一見にしかず。良かったら行ってみると世の中の見え方が変わります。