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夢のチューブ

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サーフィンのコマーシャルなどで、サーファーが波のトンネルを乗っている映像を見たことがあると思います。あの波をチューブと言います。

自分もオーストラリアの有名な波に挑戦した事があります。
(よくサーフィン雑誌の表紙になるようなポイントです。)

映像ではプロサーファーが簡単そうに乗りこなしていますが、自分にはかなり難しい技術です。

ちなみにチューブの波の下は、結構、浅いです。自分の時は水深は腰ぐらいでした。
(大量の波が浅瀬に来て掘れるのでチューブを巻きます。)

高さは2mぐらいはありました。
2mの下は50cmな訳です。
結構危険なんです。

ドキドキです。これを制覇して男を上げるぞ!
そんな気持ちで全力パドル!

タイミングが合わず、下を見て肝が冷えます。
高いし、波は早い!

何度かそんな事を繰り返し、このままではいかん!
チキン野郎だ!

落ちる覚悟で、テイクオフ!

おおっ!(着水!)

やべっ!(板がぶれる!)

・・・!(波にすくい上げられる!上昇!)

ぶっふぁ・・・・!(ぐるんっ!となって海面に叩きつけられる!叩きつけられた衝撃で肺の空気が出る!)

んがっ・・・・!(更に海底にぶつかる!)

くうきっ!(転がる!上下が解らない!目を開けても砂、空気、水の混じったぐしゃぐしゃでなにがなんだか解らない)

空気!(ぐる、ぐる、ぐる、ぐる)

死ぬのか・・・(意識がとうのいていく・・・)

見えた。(海面!)

ほーーっ(一気に空気を吸い込む!)

死ぬかと思った!(気がつくと凄い浅瀬、そして自分がいた場所が遠い、ぐるぐる巻かれながらビーチ近くまで流されていた。)

人生であんなに巻かれたのは、あれが最初で最後。

その後、ちょっと小さい場所に移動して挑戦してみるものの小さくては無理。
未だに一度もチューブに入った事は無いです。
(日本では、チューブはほとんど無い上にチューブが出来れば、エキスパートやレジェンドでごったがえします)

もう、今では半分以上あきらめています。

自分の夢の一つチューブに入る事。

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