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勉強会2。

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今日は勉強会をしました。

テーマは、なぜ、お腹に鍼を刺すのか?

まず、西洋医学的なお話ではまず。

使う画像はホームページにも載っているのですが・・・。

デルマトーム
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最近でも妊婦さんの下腹部の痛みを背中で治療にあったたのですが、背中に刺して、お腹の痛みが改善されました。

次に自律神経系。
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この内臓に向かう神経が、内臓で発痛を感じる訳では無く、背中や肋骨など色々な場所で発痛を起す事が有ります。
これも、意外と西洋医学のドクターでも知ってる当たり前の話ですが、狭心症でも肩に痛みを感じます。
腎臓に石があっても横っ腹に痛みを出します。
こう言う西洋医学的に有名な所以外にも、東洋医学では複数の内臓痛の圧痛点を知っています。

次に筋連結。
先日ストレッチを説明した腹斜筋を例に挙げます。

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簡単に言えば、筋肉の繋がりの様な物です。

例えば、腹筋をする時、股関節を脱力したままではやりにくいですし。

首を脱力したままではやりにくいです。

むしろ、腹筋をしているのに、股関節や首を緩める事は出来ません!
ぐらいに思います。

神経支配が似たラインをたどり、筋肉の根っこが同じ辺りから伝達されるなどが有るからです。

普通医学の勉強をした方はこう言ったキレイに描かれた図を暗記しますが、現実は違います。

ここで、現実の解剖書の画像を使うか迷ったのですが、今回は遠慮して起きます。

なので、想像して下さい。

フライドチキンの足。

確かに、筋繊維や筋膜事に分化する事がしやすいのですが、関節近くになると、もうごちゃごちゃです。

これが、○○筋でこれが○○筋などと解剖学者でなければ解らないほど密集していますし、絵に描いた様にキレイに分かれている訳でも有りません。

この様な、筋肉の繋がりあいが全ての関節に有ります。

で、腰痛を治すのには、腹筋も大きく絡みます。

すごく敏感な方はお腹の治療をしただけで腰が軽いと言ったりします。

※いくつか補足。

筋肉の触察方法の解剖の本では大腰筋(腰から股関節前面に有る筋肉の触察はお腹で触る方法が紹介されています。

マッケンジーメゾットと言うヘルニアや腰痛を改善させる運動療法が有りますが、腹筋を徐々に伸ばすと言う意味合いが若干有ります。

そして、東洋医学的な説明として

一番有名どころで言えば丹田と言う元気玉の貯蔵庫の様な物があります。

万病の元は腹に有りという説も有ります。

その他にも、お腹にぎっくり腰のツボも、ヘルニアのツボも有ります。

その他もろもろ、流派が変われば更にお腹を深く追求した物が有ります。

ここでは、ブログを見られる方が一般の方(東洋医学を理解されていない方)と言う認識なのでこの程度にしておきます。

お腹に鍼を刺すと言う事は、東洋医学的にはいろいろな効果が有ります。

元気玉が増える。

疲労回復、滋養強壮。

当たり前と言えば当たり前なのですが、筋肉の状態を良質にしている役割を大きくになっているのは内臓です。

女性が生理痛でベストパフォーマンスは出ない気がする。

男性がお腹が弱くても全力は出ない気がする。

他にも皆さんがイメージしない、自律神経系も、大切な役割が有ります。

※当院の患者さんにも、逆子や妊婦さん、胃痛の治療、自律神経の治療もしてますし、改善例のアンケートや直接の声もありますから、内科症状にも効果は有ると思っています。

こう言った意味合いも含め、自分は全身の力をひき上げる為に全身を治療する。

今回は皆さんに伝えるべく良い環境だと思い頑張りました。

が・・・。

齊藤先生の主軸はどうも、高校生のスポーツトレーナなので、監督・コーチ・その他トレーナーと色々と話す上で医学的な一般常識の範疇を、何度も行ったり来たりする。

お腹になぜ鍼を刺すのかを一年以上話してる気がする。

解剖学者の、養老たけし先生の本にも有りますが、人体に切れ目は無い。

緻密に全てが繋がりを持っている。

解剖学者は医療人たちが会話をする為に、体の部分に名前を付けた。

しかし、その部分に切れ目など無い。

例えば、目は切れ目無く脳に繋がっている。

言いかえれば目は脳である。

その脳も全身に切れ目無く末端まで組織を伸ばすし癒合している。

しかし、それでは、会話が成り立たない。

では、ココからココまでを眼球。

ココまでを脳。

ココからを末梢神経。

と名づけた物が解剖学。

そして解剖学の本ではキレイに組織が分かれているが、現実はそうでない部分の方が多い。

なんて書いてありました。

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