今日は琴奨菊の話を患者さんとしました。
スポーツ心理学に通い、強くなるには?を学ばれたそうです。
この強さは、場当たり的な強さでは有りません。
気合と根性論では有りません。
強い人をにらみつけると負ける率が上がる。
ライバルをにらむ事をやめたら強くなった。
いつもの事をこなすようにする。
場当たり的な気合と根性は、時として人のパフォーマンスを下げます。
必死に努力する人ほど故障をする。
強くなる意識を変える。
ゆとり。
余裕。
初心者のパンチ指導にも有ると思うのですが、手のひらを開いてパンチを出すのと、拳をギューッと握ってパンチを出すのと、どちらが早いか解りますか?
自分の知識では手を開いて脱力している方が早いです。
なので、シャドウボクシングなどは手を軽く開いて行っているのを見た事が有ると思います。
自分が解る範疇で言えば、過緊張は色々な関節で、スピードの抑制を行います。
他にも、にらむと言う行為は、平常心より、緊張を生みます。
解る人には解ると思うのですが、遊びながら笑いながら、体を動かす軽さ。
反面、勝てない様な相手と向き合った時の体の重さ。
で、勝つ為には、精神状態を日常に切り替えた方が勝てる場合があります。
今日はゴルファーの方だったので、○○さん飛ばしますからねーなんて言われると、よーし!って思ってとんでも無い方向に飛んでいく。
だから、いつものように打つと真っすぐ飛んで行く。
よく有りますよね?
凄いなー!の一言にいつも以上を狙います。
で、失敗します。
と言う事で平常心こそ、パフォーマンスを高めるヒントかもしれません。
頑張る時は頑張る。
抜く時は抜く。
楽しむ時は楽しむ。
ちなみに、アニマ○浜口さん、わははわははってやってますけど、生理学的には色々な意味がある事をご存知ですか?
出来れば素直にお腹がよじれるほど笑う事は、体の筋肉や細胞まで、光を届けてくれます。
反面、ネガティブな言葉、行動、精神は、陰を体の筋肉や細胞まで届けます。
人体の生理学も究めると超心理学的な話にもリンクしはじめます。
科学といえど、最終的には心身如実である事を理解はしています。
でも、現代医療は別々です。
これは行き過ぎた話です。