中学生の卒業式。
先生が言ってましたね、「貴方達がする勉強は、机の上だけではありません、これから見る事、聞く事、全てが勉強です。」
結構、残ってます。
ヨガをしている人は「気づき」と言う言葉を良く耳にすると思います。
経験に基づく「気づき」を重要に考えます。
こうすると、体がこうなる。心が落ち着く。
机上の勉学も大事ですが、この経験に基ずく「気づき」もとても大切です。
経験にから学ぼうとしない人は、「なんで?」「どうして?」が多いそうです。
で、自分がそういうタイプな事に気がつきました。
ここをこうすれば、こうなると言う事だけでも良いんですよね。
自分は、そこを、現代の科学で証明してほしいんですね。
でも、証明する必要は無いんですね・・・。
科学は遅いんですから・・・。
昨夜は、ヨメが頭痛がしんどいのでどうにかして!
と言われ、鍼の無い治療をしました。
側頭部痛(コメカミ痛)
自分がまずしたのが、足の小指のマッサージを重点的にやりながらの足裏マッサージ。
これも頭痛の出る部位によるのですが、小指だけ激痛モードで、悶絶でしたね。
後、腕にアル肩コリのツボですね・・・。
ちょっと説明は難しいです。
イメージとしては後は気の引き下げですね。
頭痛はそもそも、気の登る症状でも有ります。
足の冷えや、顔ののぼせ、便秘、胃の不快感などなど、のぼり症状が出ます。
気の概念では、昇りっぱなしなので、下らせたる方が理想的です。
次に行ったのは、左がつらい頭痛で、右の首の念入りなストレッチです。
左ももちろんですが、右です。
しかも右前を念入りにです。
後、呼吸筋が固くなって、浅い呼吸をしているので大ききな腹式呼吸もさせました。
結果30分程度で軽減してました。
これが東洋医学的発想です。
更に鍼があれば、肝臓のツボや胆のう、胃の治療をしたと思います。
でも無いので、手のひらを、丹田に当ててました。
俗に言う、手当てですね。
重病人やがん患者さんなど、凄く弱っている時は、気持ちを込めて、温かい手で丹田や冷えてる所に手を当てるだけで、「気持ち良いー」と言ってくれる人は多いと思います。
虚弱である状態で有るほど、気の概念は解ります。
マッチョな健康体では、・・・・????で終わる事も有ります。
真心を込めれば、効果はゼロでは無いと思いますよ。
最近では、子供の病気の看病に手を当てない親も増えた気がしますが、自分はしんどい時に感じた親の手が記憶に有ります。
咳がひどいなら、胸に暖かい手を当ててあげる。首の付け根を手で暖めてあげる。
子供が寝れないなら、足の先やかかとが温まるように握ってあげる。
今は、うちも夫婦共稼ぎなので、看病にさける時間も減りましたが、親の手の力はある意味、薬よりも意味がある事が有ります。
薬は、原因の除去や解熱などなどですが、癒しまではくれません。
手は癒しをくれるんです。
気が向いたらやって見てください。
死にそうなほど苦しんでいる人を傍観するのでは無く、温かい手を差し上げるといいと思います。
近年では大きな病院でも、鍼灸や漢方など、東洋医学が患者さんに生かされる現状を嬉しく思います。
鍼灸を世に広める為に尽力されている同級生を見つけ、本当に尊敬しました。
そして、早く科学的にも、足の指と頭痛との関連も、日本で理解されると嬉しく思います。
ちなみに、アメリカ、中国、韓国は、その繋がりを認める所だと思います。
日本も、もうそろそろ、経験による気づきが増えてきたことを感じます。
佐々木先生の、効果を目の当たりにする度に学びが増えますね。
自分は、その場に立ち会うと言う経験から学びます。
痛い場所に刺さないでも、痛みは軽減していく。
自分もやりますけど、彼は又違う感性理論を持ちますから・・・。
お互いに煮詰めれば、流派による。
即効性の強さ根治性の強さ。
完全体なる流派が欲しいと感じます。
その痛みを取るのに、複数回かける必要は無いのでは?と言うのが、即効性のあるスポーツ鍼灸の考えになります。
しかし、根本が治癒しない以上、再発を繰り返すのでは?と言うのが東洋医学ですかね。
良く患者さんに質問を受けます。
どっちが良いのですか?
理想だけ言えば、根本の治癒です。
表面を取り除いても、再発は否めません。
お互いに一長一短有ります。
鍼灸の全身調整が保健医療になれば良いですよねーと患者さんと話しています。
先日も歩けないと言う膝痛の方が来院されました。
ヒアルロン酸も打てるだけ打ち、痛み止め注射はドクターもあんまり良く無いと言われ、激痛の足を引きずって来院。
2日目の今日、足は引きずっていませんでした。
それでも、根っこまで治したいと言われました。
回数券を買って頂きました。
なんで、治らない医療が保険で、足を引きずらないですむようになる医療が、保険では無いのか?なんて話をしました。
どうにか出来ませんかね?
鍼が癖になると言う方が居ますが、保険が効くようになれば、その言葉は消滅すると思います。
だって、それ言う多くの方は、保険の効くマッサージに癖以上に通い。薬を癖以上に飲むから・・・。
でも、保険が効くことで、今の保健医療の様な問題は必ず出てきますので、これも、一長一短ですね。