人生の経験上。
本物と偽者を語る人は、本物で無い事が多い。
スノーボードで山や海外で暮らしてから、千葉でスノーボードを売る側になり、良い板、良いウェア。
長く続けるなら、言い訳できない高い物を買って頂く。
安い所からはじめても、ぜんぜん、良いのですが、スノボーに関しては、ブーツ、ゴーグル、安かろう高かろうなんです。
それでも、道具に不満が出るのが、その道具を使う競技の特徴。
チームになり、仲良くなる。
このボードでは、こんな事が出来ない。
このボードは、コレがやりやすそう!
どうですかね~!
商売人として、コレ使えば簡単だぞー!と言えば欲しくなりお買い上げ。
商売の下手な自分は、その板を売れば良いのに、その前に、一日100回スクワットして、開脚が着くまで、ストレッチする方がよっぽど出来る様になるよ!
と、アドバイス。
その後、今日の売上、今月のノルマとニラメッコ。
でも、その思考は今も変わらない。
買いたい物、買わせれば良いんだよー!と怒られる。
何万円も出すなら、自分の体や目的に使う人が賢い。
いくら道具を使う競技だって、肉体の能力が少なくても7割は占める。
大きく言えば9割が肉体で、残りの1割が道具の世界。
だから、プロは何を使おうとプロです。
初心者の板であろうと、何で有ろうと、使いこなします。
最近はプロ選手と話していて、そんな事を思い出しました。
そんなに高い道具を使っている訳では無く。
スポンサーともなれば、使いたい道具を支給されるのはトッププロだけ。
トップでなければ、メーカーが流行らせたい、道具を支給される。
視点を変えると、本質が見えるかも、スポーツ業界で言われるのは、中級レベルより少し上手い人が一番道具を買うと言われている。
ようは、毎年の様に道具を買う顧客になる。
と言う事で、一皮剥けるタメに、お金をかけるなら、道具の前に肉体とメンタルですよ!!