まず鍼灸には副作用が無い。
コレは鍼灸の利点の一つです。
さてさて、長年、お薬を使われてきた方が、お薬の効果が効かなくなり、そこで、東洋医学や根治などに目覚め当院と出会う方がいます。
そこで、長年続けて来られた対処療法のお薬を減らすか辞めるかするのです。
ブログだけ読んでいる人が、いきなり辞めていそうで心配になりましたので書いておきます。
サプリメント。
アミノ酸。
プロテイン。
薬。
これらをいきなりやめると、問題が生じやすいです。
使った期間、量、その分、体はそれに順応して、弱くなっています。
サプリメントなどで言えば、普通では取る事が難しいビタミンなどを摂取できるのですが、内臓や吸収器官はその影で弱っていると言う事が起きているで有ろう想像は出来ますか?
人体は、普通の食事、極端に言えば、質の良い少ない食事でも人は、強くなれるだけの物を持ってます。
少ない中から吸収します。
ちなみに、40歳で10代に勝てる世界一のプロサーファーのケリースレーターも粗食を奨めています。
この体は粗食で出来上がっています。
皆さんの常識は栄養を取りまくって強くなる。
と言う認識だと思いますが、自律神経や臓器を鍛えるなら、質の良い食材で、粗食が理想的です。
話がズレそうなのでここで元に戻ると、サプリメントを毎日欠かさずとり続けた方が、それを辞めると言う事は、常に多めに入って来る栄養に順応して、吸収能力の弱った身体はそれ無しでは、不足を感じる身体になります。
これは、プロティンも同じです。
プロテインを使い筋肉をつけてきた方が普通の食事に戻す事で、たんぱく質が足りない身体が出来ます。
そして、自分的にリバウンドが大きいのが、年単位のみ続けた薬です。
今回は、降圧剤にしましょう。
血圧が高い方が危険を避けるために、飲み始めたら、飲み続けるしかないお薬です。
さて、運動生理学に詳しい方ならご存知だと思いますが、有酸素運動をする方の多くは血圧が低めです。
更に身体が柔らかい人は、血圧が低めです。
と言う事は、運動すれば下がる血圧を、運動しないで下げる事が出来る便利な薬です。
※コレが保健医療で無ければ多くの人は運動を選ぶ事だと思います。
降圧剤が毎月二万円なら、ジムでも通えば、血圧下げられます。
保健医療は、もろ刃の剣、自己責任能力、自己管理能力は弱くなります。
さて、お勉強の時間です。
筋肉や身体を、くまなく走る血管。
その血液の圧力が、血圧。
この血圧は、身体が凝り固まった人と、身体が柔軟な人と、どちらの血圧が高いでしょうか?
答えは、身体が固い人の血圧は高いはずです。
なぜでしょう?
筋肉は血管が沢山走っています。
その血管は筋肉に栄養と不要物を運ぶ水路です。
固い筋肉の人の水路は狭く。
柔らかい筋肉の人の水路はゆとりが有ります。
簡単に言えば、身体はコリが多く固い事で水路が狭くなり、血圧を上げる必要が出てくると言う事でス。
※ちなみに、整体などの強い素人マッサージは、毛細血管を潰す事になるので、強いマッサージが好きな方の多くは血圧が高くなります。
更に強いマッサージが好きな人の体は硬いはずです。
自分が、普通ではない強すぎるマッサージを辞める様に言う問題点の一つです。
そして、血圧を上げると言う機能は、必要な場所に血液を送ると言う必要な生理機能です。
必要なので、血圧は上がってます。
しかし、血圧が問題値まで上がる方の多くは血管の弾力を失い破裂を起こす可能性が有り、そこかしこの血管にコブがある事でしょう。
更には、けっぺいと言うドロドロ血の塊りも漂っている事が想像できます。
そこで、その問題が心臓や脳に置いて、溢血や梗塞を起しかねないので、降圧剤を処方されていると思います。
さて、今日の問題は、この方達が、ただ降圧剤を闇雲に辞めても、以前より自律神経をコントロールして、血圧を下げる事をして来た体は、どんな事をするかは解りません。
なので、痛み止めでも、睡眠導入剤でも、安定剤でも、全てを辞めるには段取りが必要です。
更に、痛み止めの様に、ごまかし続けて来たようなやり方では、辞めた時点で感覚器はまともに戻ると言う事は、感じていなかった身体の声が聞こえる様になると言うことです。
簡単に言えば、悪化の様に感じるという事が起きかねません。
痛みをごまかして来た人は痛みを感じるなど・・・。
自己治癒力を育て、自律神経の能力を引き出し、臓器を健全な状態にするには、自分の身体機能に有る意味任せる事であります。
熱が出たら、熱の意味を理解して必要な熱を下げないで身体に任せる。
下痢をしても、下痢の意味を理解して、必要な下痢を止めない。
熱で菌やウィルスと戦う為に発熱しているかもしれません。
身体にとって毒性が強い物を出す為に下痢をしているかもしれません。
熱が出たら解熱剤。
下痢が起きたら下痢止め。
自律神経が起す反応を、薬で変える事を繰り返す事で、自律神経は失調する確立は高くなる事は否めません。
お薬多用する方は、それも、それで現代科学医療で根治を望める物であれば、是非続ける事は必要です。
ただ、対処薬の場合、自律神経の調子をおかしくする可能性が有る。
それでも、使おうと理解されて使われる方は良いと思います。
それはきっと必要な時だと思うんです。
ただ、臓器の動きを薬でコントロールする。
体温をコントロールする。
サプリメントで補う。
これでなんのリスクも無いと言う事は無いと思います。
なので、不要に飲まない方が良いと言う話をします。
ただ、タイミングや理解無しに、何かを辞めると言う事は、悪化を感じる場合も有りますので・・・。
いきなり辞めないで下さいね!!