鍼灸をしていると、疑われる事、怪しまれる事、敵視される事、鍼灸師の息子として、鍼灸師としての色々な経験が、自分を頑固にします。
しかし、時として、物事の本質を全て理解されているかの様な方と縁をもつ事が有る。
以前、治療させて頂いた教授や、天才プログラマーさんなど・・・。
色々な天才の方と縁を持たせて頂きます。
やはり、この辺は、知識の豊富な方が多いと思います。
そんな方との縁は、自分の心を緩めてくれます。
理解者との出会いによる安堵感とでも言いましょうか?
今回、又ありがたく、本質を見抜いてると感じさせて頂いた言葉が
「どこに勤めている」
「どこで働いている」
「これと能力は別問題ですね」
これも、実は先日の会話の続きです。
何気ない、普通の会話に聞こえるかもしれませんが・・・。
医学のエビデンスやデーター、論文、これらを作成してくれている方々は、鍼灸の将来を明るく照らし、素晴らしい事をしてくれています。
ただ、このデーターを作成されている先生よりも、技術の高い先生は、巷に沢山います。
この論文以上の結果を提供できる技術者が居ます。
それを当然の様に理解され、会話がスムーズに展開していく事に、この方は聡明で有ると実感させて頂き。
ある種の喜びを感じました。
これを皆さんに説明する場合こうなります。
全国大会レベルの高校のトレーナーは、安心?その肩書きに、踊る人も中にはいる事でしょう。
プロチームの専属トレーナー、安心?その肩書きに、信頼を得る人もいる事でしょう。
何も知らない人ほど、そういう人を信頼するように思います。
しかし
この方達以上に腕の良い鍼灸師は沢山います。
そこには、一般の方と同じ治療費を払い、予約を入れ、通うプロ選手が通います。
この現実を多くの方は知らないかもしれません。
何の肩書きも無い無名の鍼灸師だが、肩書きがある人以上に技術は高い。
そんな鍼灸師は、そこかしこに存在はしている。
それと縁を持ち、それを理解できる人は少ない気がします。
自分も何事にも疑います。
だからこそ、この方は凄いなーと思いました。
なので、大学、トレーナー、その道のスペシャリストとは、本質とは別物。
その道を知る人だけの事です。
しかし、その道に属さない人が、本質を理解できるだけで驚きます。
聡明、賢人、そういった類の方でした。