今日は、女性の患者さんの生理が続きました。
生理が、うつるなど良く聞く話だと思いますが、鍼灸をしていますと一定の期間に多い生理や疾患はごく自然な現象だと思います。
例えば、今日は生理の患者さんが多いなど
神経痛が多い時も有りますし、膝も、肩コリも、同じ日、同じ時期に続く事が有ります。
人間も植物や動物と同じですから、気圧、気温、の影響は受けてしかるのは当たり前と言えば当たり前かもしれません。
簡単な話、寒ければ、血管も皮膚も筋肉も締まりますし、暑ければ広がります。
生理は、それとは別に、月の影響も有ると言うお話。
しかし、例外として、お薬などを使う率が高い方はそれ相応の乱れを感じます。
いつもの様に言いますが、生理は女性が大事な子宮の再生業務を行う大切な時期でも有ります。
これを、痛みの声だけ届かなくする事で、体を酷使していては、子宮の質が落ちても仕方無い事かもしれません。
と言う事で、痛み止めを使う頻度が多ければ多いほど生理は重くなる傾向が有ると思います。
と言う事で、薬を飲んで、寝込むほどの生理痛がひどい方がまずする事は、薬を減らして、自分の体の声を聞き、身体が眠たいと思えば横になり、子宮の修復を良い状態にしてあげる事です。
今日の患者さんとの会話で、
新月派と満月派が有ると患者さんに教えてもらいました。
で、調べていくと、東洋医学的に理想的な形は、満月に排卵の新月の前後に生理となる傾向が理想的なようです。
そして、部活の子が生理の時、鍼灸は大丈夫ですか?と言う質問が有りましたが、
こう言う時の理想は、体調の引き上げと、軽い症状改善の割合が理想的と思います。
そもそも血が少ない状態ですから、人によっては生理で症状が再発を感じる人もおられると思います。
簡単な話、体力は生理側に使われるべきエネルギーなので、生理の治療8割、故障2割が宜しいかと思います。
しかし、生理が重い子が起すシンスプリントなどは、治療方法が同じ傾向の事も有るので、生理の治療をするほうが結果的に、シンスプリントも軽減するかもしれません。
自分の基本は8対2って感じです。
他にも
アメリカの精神科医アーノルド・L・リーバー医師は、満月の日に交通事故が増加するという仮説を元に月の潮汐力が人体に影響し、犯罪や交通事故、出産、心臓病発作が増加するという「バイオタイト理論」を提唱してました。
人の体は小宇宙とは良く言ったものです。