先日、坐骨神経痛の治療をされた女性の方が、制服がゆるくなったと喜んでました。
へー!!とこちらが思ってしまいました。
デスクワークや同じ姿勢の立ち仕事など、たしかに胴が少し縮みます。
それが伸びたのかな?と思いながらの2回目の治療。
一回目で、かなり楽になり、一応お勧めされていた2日目を受けに来てくれました。
基本的に、仕事が終電レベルなので、それほどの変化を感じて頂けたのだと思います。
依存タイプの方は期待されても難しいのでご了承ください。
ちなみに、ヨガを続けても同じような効果は有ります。
ありがちでなかなかお腹が凹まない方。
はっ!!私も含め。
私、すっかりあきらめてます。
それはさておき、腹筋をしても背筋をしても、体が伸びてないとくびれは出来ません。
なので、アスリート系の方でも、ウエストが無い人は意外と居ます。
ここから、ちょっと難しい話です。
これは私的に、体幹を伸ばすための筋肉の低下もしくは、伸展(伸ばす)為の筋肉の抵抗が強すぎる為です。
初動負荷でもオスグット(膝痛)のある子供は腹筋のトレーニングを中止させます。
そもそも、初動負荷では、多くのアウタートレーニングを中止させます。
理由を簡単に説明すると今時の筋トレ理論は縮める筋肉を基本的に鍛えすぎて、伸展する筋肉の抵抗を生むからです。
簡単に言えば、ボディービルダーがスピードが有る動きが重くなる原因の一つは、体重のほかに、大きくなりすぎた筋肉が原因だからです。
イチローは一般的な筋トレはしませんよね?
初動負荷だけです。
筋肉番町のアメリカのメジャーリーガー相手にイチローがせっせと行っているトレーニングは初動負荷です。
神経と筋肉の伝達をスムーズにするトレーニングと、素振りにキャッチボールなどの基礎トレだけです。
簡単な話、可動域が無い筋肉は太くなり、可動域が有る筋肉はシルエットがごつごつしていません。
で、鍼を刺すと、つっぱていた、筋肉が緩むのでウェストが出来たのでは?と思いました。
治療する側からすると、どんなに大きくても、カチカチで緩める事が出来ない筋肉は粗悪です。
解りやすく言えば、肩こりが良い例です。
カチカチで緩める事が出来ません。
ココ間違って筋トレしまくってても、故障しかしません。
なので、坐骨神経痛、オスグット、アキレス腱炎、足底筋膜炎の方など下肢の症状がある人には、それ相応の指導をさせて頂いています。
簡単に言えば体幹を伸ばすトレーニングを進めています。