日本の医療は科学医療が中心です。
日本人なら、常識で、普通?ですかね。
しかし、世界に目を向けるとそうでも無い。
スティーブンジョブズ氏が最後のときに鍼灸を選び。
アイススケートのキムヨナが、腰椎ヘルニアに鍼灸を使い、金メダルを取ったように
世界保健機構のWHOは、鍼灸の適応症を46疾患を認めている。
しかも、その内容は科学的に説明が困難な東洋医学が中心。
東洋医学は、気の概念が無くては治療が出来ない。
そして、当院なんかでも、西洋医学で一向に良くならない人が、東洋医学に基づいて治療を行い、良くなっていく。
先週末は、トップアスリートがかなり来院されました。
プロ、実業団、全国出場。
もちろんもれることなく、この選手の方々にも東洋医学的治療を行う。
何でって、一番効果的で世界が認める技術ですから、自分からすれば当然と言う事になります。
半分の選手は、シーズンオフです。
鍼灸をはじめるか迷っている人で、意外と多いのは、試合直前の治療を経験する方々。
これは、鍼灸を生かしきれていません。
一発屋の考えです。
今年も、週末走る方で、初めて鍼をする。と言うと言う問い合わせの方に、あまり、お勧めできないと伝えました。
この方の思考と、トップ選手たちの思考は少し?大分?違います。
おそらく、はじめての事を試合の数日前に利用しません。
後凄いのは、オフシーズンに気になるところを改善させておこうと言う考えです。
そして、一番上手いのが、メリハリですね。
これは、いつも言います。
自分自身が何をする事で、楽しくなり、気分が良くなり、心が緩むのか?体も緩むのか?
これは、皆さん自分自身理解されてますか?
大きく引くので、大きく前に出る。
頑張り続けるのでは無く。
頑張るときは頑張る。
遊ぶときは遊ぶ。
休むときは休む。
自分の場合。
現在の頑張りどころは仕事です。
抜きどころは
ヨガをする事。
海に行く事。
山に行く事。
お笑い番組を見る事。
などなど、いくつか抜きどころが有ります。
今日も患者さんと話しました。
「年末忙しくなって、何か気をつけてますか?」と聞かれました。
ココ最近夜10時に寝て、朝5時に起きて、犬の散歩、ラジオ体操、玄米菜食を中心、寝るときの服装は温かめ、ヨガ、断酒などしています。
実は、数日前に、疲れて体が凝り固まって痛みを感じたからです。
更に「調子が良い時、悪い時で治療の質は変わりますか?」と聞かれ。
これは、気力を理解すると大分違うと思います。
イチローや職人、自分のベストを知るアスリート、ビジネスマンなら、皆さん理解している事だと思うのですが、真剣に、完全なる仕事を考えるぎりぎりの仕事をしている人間なら、体調の良し悪しで、仕事の良し悪しが変わる事は当然だと思っています。
なので、昔、朝まで飲む若手に、「それで、良い仕事が出来るのか?」と意地悪を言った事が有ります。
特に我々は人の体を触る仕事ですから、それ相応の能力差は出てしかるべきだと思います。
と言いながら、毎日のようにコーヒー飲んでます。
なので、気持ちが潰れない出来る範疇で、ゆとりを持って体に良い事を増やしています。
そもそも、私の体自体、健全な体では有りません。
生まれつき持病も有ります。
なので、健康の為の完全な生活は、間違えばストレスの元となり、本末転倒になる事もあります。
嫌になったり。
ストレスを日常的に感じたり。
なので、心が許す範疇。求める範疇で体を健やかにしていきます。
健やかになれば、また、理想に近づく為の努力が出来る。
ゆとりの隙間が生まれます。
ここで、もう少し理想に近づける。
これがプラスのスパイラルです。
私は、体を無視して、精神論よろしく、気合と根性でどうにでもならない事はよくよく理解しております。
奇形な体なのですから、動かない関節も有りますしね。
気合じゃどうにもなりませんよ。
でも、地道にやると動かない予定の場所も動くようになったりします。
気合と、根性論で人生行ける!!と思う方は、朝まで飲んだ人が治療しても同じ、治療も気合と根性、知識の有無も関係ない施術者とリンクするのだと思います。
病気も、陰気も、短気のイライラも、多少の「気」は、うつると言う事です。
なので、何かを頑張る時は、自分は自分の体調を少しは管理しています。
でも、抜くときは、ばかげたように抜きます。
朝まで飲んで、マクドナルドみたいな・・・。
でも独立してからやってません。
実は、年末あたりに狙ってます。
そろそろやりたいです!!