最近、かなり難しい患者さんを見させて頂いております。
難しいと言う表現が正しいか解りませんが、
高齢、認知症で、食事もほとんど取らない、おしっこも出ないで、足は非常にむくんでいる方です。
治療中、なんとか臓器を巡らせようと努力するのです。
で、出るのがオナラと、治療後のおしっこ。
最近出ていないと言うおしっこを治療後にする。
で、呼ばれて、流すように頼まれるので、チャンスでは有りませんが、尿を見せて頂く。
トイレの水の中は、非常に濃い真っ黄色になります。
これじゃや、辛いくて、苦しいはずなんだろうな・・・と、思います。
色々話すと、飯は喰えなくても、薬は飲む。
恐らく、臓器は薬だらけなのかなと思ってしまう・・・。
治療中は、あったかくて気持ちいい~とウトウトしている。
刺した鍼を触ると非常に冷たい。
最初の2回は詰めて来て頂いた。
私からすると目が普通になった。
が、今日の3回目は14日ぶりである。
明らかに、悪化を実感する。
また来た方が良いかね?とお連れさんに言われ、言葉に困る。
私はいつも迷う。
ココがベテランとは違うダメな点でも有る。
来たら、来た分だけ、良くなる可能性は上がる。
ただ、お連れさんにその価値が解るのか?とこちらが、疑問に思ってしまうのである。
保険の医療費しか分からない方には一回5000円は高い。
でも、他の医療と同じ一割負担なら、500円。
それなら、毎日治療させて下さいと言えるし。
この国の保険制度が、本当に嫌です。
自然と、薬漬けになる。
皆さんもいつかは同じ道を辿る。
このままで良いのかな?
医療費を無料化なんて政党があるけど、経済は回るけど、西洋医学しか選べないままで良いのかな?
なんども言うけど、皆さんの終末も同じ。
薬は売れる程に、経済は回る。
薬が売れる程に、医療人は利益が出る。
でも、皆さんの家族や、自分自身がそれで良いのかな?
と、ぼやいても仕方ない。
私は、鍼灸でこんな事が起きている事実を伝えたいだけです。
良い事だけ書いても仕方がないが、認知症の症状は下降線を感じます。
非常に足はむくんでいる。
ただ、気持ちいいとウトウト治療を受け、治療後に真っ黄色のおしっこをする。
それだけですが、苦しみが減る事は可能性として大いに感じています。
宜しくお願いします。