こんにちは。
佐々木です。
先日来院された患者さんから
「治療直後は怠くなるけど、2日後くらいから調子が上がるんですよねぇ。」
と言われました。
何か分かりづらい治療で申し訳ないです!
ただ気付いて頂けたなら非常にありがたいところです。
治療後は身体の治癒にエネルギーを使うので少し怠さがあったり眠くなったりすることがあります。
これは反応としてよくあることで、これを悪い反応とは思わないでください。
ゆっくり休みをとる事で確実に身体を修復へ導いてくれる反応です。
似た反応に坐骨神経痛や頸椎症といった神経痛等の治療で、施術後に痛かった場所が更に痛くなるということがあります。
流れが止まっていたものを急激に流す事で、身体が変化に対応できないといった場合もあったり、
原因部分を治療することによって明瞭化した分、健常な部分とのギャップが大きくなり違和感を余計に感じ易くなるといったこともあります。
いずれもそのタイミングで更に治療をさせて頂ければ改善率がグンと上がるのですが、
いかんせん余計痛くなるというのはイメージが悪い。
イメージが悪いので知らない方からしてみれば「悪化」という捉え方になってしまいます。
この捉え方は正直勿体ないです。
ここで更に治そうという意識が働かせられれば治すのも比較的楽になります。
いずれにしろ治療となった場合本人の捉え方・意識というのは重要で、
この様なことが無くても日々の習慣を見直したり、身体のことを考えるだけで、
治り方は大分変わると思います。
一緒に頑張りましょうとまでは言いませんが、少しでも考えて頂けたら幸いです。