こんにちは。
佐々木です。
急激に冷え込んでますねぇ~。
と言いつつそんなに感じていない自分です。
調子をちょっと崩してから治ると絶好調に感じてしまう自分です。
朝、馬橋駅沿いの川で鯉を見つけるとちょっと喜ぶ自分です。
とまぁ本題に入りますが、最近ちょっと調べ物をしてたら見つけた「LGS」。
なんかの略称なのは見て解ると思うのですが、「Leaky Gut Syndrome」といいます。
「リーキーガット症候群(腸管壁浸漏症候群)」というのですが聞いたことありますか?
自分は聞いたことなかったのですが、ちょっと面白そうだったので調べてみました。
そもそも腸というのが何をする場所なのかというと、食物を吸収する場所というのはご存知かと思いますが、
ただ闇雲に吸収する訳ではなく、取捨選択をします。
身体にとって必要な物を吸収し、不要な物・毒物・過剰な物等は変換して吸収したり、
粘膜でバリアして吸収されないようにしたりするのですが、
リーキーガット症候群、略してLGSになっていますと、
まず腸のバリアに穴が空きます。
穴といっても見えないぐらいの小さい穴なのですが、
この小さい穴があることでブロック出来ていた色々な物がほぼダイレクトに血中へ侵入してきます。
つまるところ、腸壁への物の透過性が極端に上がるということなのです。
では今までバリアできていた色々な物が何なのかという話になります。
化学物質・毒素・バクテリア・食物等です。
食物というのは段階や体内の状態で吸収具合が変わるものなので、
無闇やたらに吸収されては困るものなのです。
これらが吸収されるだけで大分イメージが悪いのですが、
これらによってどういった症状が出るのかが気になってきます。
これが中々幅広く症状をもたらしてくれるのですが、
下痢や便秘、過敏性腸症候群、膨満感等の胃腸の症状はもちろんのこと、
解毒するものが増えますので、肝臓にも負担がかかり疲れやすくなったり、
様々な異物が入ってくることで免疫機能が異常な働きを起こし、
アレルギー症状の他、関節リウマチ、狼瘡、多発性硬化症、甲状腺炎などの自己免疫疾患等も起こりうることがあるそうです。
面白いとこで体臭、統合失調症なんてこともあるそうです。
これだけ書くと少し怖い気もしますが、実は着々と日本人はLGSの方が増えているらしく、
7割程度が患っているのでは?となっているそうです。
何故そんなに?となってくるわけですが、これはもちろん食生活が絡んでくるとのこと。
精製漂白された物や乳製品、お酒等がなかなかの悪さをしてくれるようです。
精製漂白された物というのはいわゆる白米・小麦・砂糖といった物です。
ここまでくると「おや?」と思った方も居るのではないのでしょうか?
患者さんの中にはこれらを気をつけた方が言われた方がいませんか?
というより粗方の方が言われていると思います。
LGSも玄米や全粒粉の物、てんさい糖等の精製されていないものに変えるだけでかなり変わるようです。
とまぁトンだ所から東洋的、マクロビ的な考えになったもんだなぁと思った次第です。
西洋医学も東洋医学も徐々に近づいてきている証拠なのかもしれませんね。
興味がある方は「リーキーガット症候群」調べてみて下さい。
症状が起こる理由も解ると思いますので。