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鍼灸の風邪治療。

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北島康介氏が、テレビで風邪でも鍼灸に行く話をされてから、風邪の治療に来られる方も増えました。

その反面、医学的基礎を誤解されている方も多いように思いますので、今回軽く取り上げて見ますね。

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我々の本には、まず医学博士などの、西洋医学的、病理、治療などが記載されています。

以下抜粋。

皆さんは、風邪と言われてどのような症状をイメージするだろうか?

くしゃみ、鼻水、発熱、咳、腹痛、下痢…。

これらは西洋医学的には上気道炎、咽頭炎、副鼻腔炎、中耳炎、気管支炎、胃腸炎などと診断される。

風邪と言う病名が実に曖昧で有るかが分かると思います。

風邪に対する一般的な治療。

風邪は、一般的には、一週間程度の経過で自然に治る。

養生が基本なのは、西洋医学も東洋医学も変わらない。

仕事が休めないから、風邪薬が欲しい。

と医療機関を受診する患者さんが居るが、残念ながら、風邪の原因ウィルスに有効な薬剤はない。

したがって、症状を緩和するための対処療法が中心となる。

総合感冒薬として販売されているものは、解熱剤・沈咳薬などの配合薬で、ウィルスに有効な成分は含まれていない。

また。抗菌薬(抗生物質)は、ウィルスには無効である。

抗菌薬は、かぜ症状の緩和、有症状期間の短縮、二次的細菌感染の予防

いずれにも効果は無く。

成人では副作用のリスクが増えている事も明らかになっている。

したがって、抗菌薬は健康な成人のかぜには効果が無いばかりか、有害になる可能性が有ると言う事になる。

抜粋 以上。

多くは抗菌治療は不要であると記載されています。

反対論も有るでしょうが

これは、呼吸器専門の医学博士が書いているモノです。

そして、私も、そうだと思うのです。

まず、これを、ご理解頂きたいのです。

かぜは寝ていれば治るものです。

早く動きたいと

薬を飲んでも、菌やウィルスは減りはしないのです。

じゃあ何で処方するのか?

理由は色々あります。

医療人がこの事実を知らないから。

薬を売る事が日本の大きなビジネスだから。

患者さんは、病名と、治療を求めているから。

解熱剤で、動けるようになる事を望んでいる人が多いからなどなど色々有ると思います。

目的や意味を理解された上で使っているのなら良いのですが・・・。

結構、普通に勘違いしている方が多いですよね。

薬を飲んだら早く治る?では有りません。

ココからは仮説ですが

風邪薬の使用頻度におおじて

花粉症、自律神経失調症の基礎、低体温になる傾向が有ると言われています。

その他、鼻炎なども怪しんでいますが・・・。

さて、そんな話を今朝患者さんとしていたら

先週の治療の時、風邪ぽかったのですが

奥様も同時期に同じ症状が出ていたらしいのです。

で、患者さんは早く治った。

奥さんは長引いていた。と言う話です。

で、私の治療は、治癒期間を短縮させる傾向ですが

個体差も大きく有ります。

何かにつけて、予防接種、薬、この様な方は、治しにくく。

そういう物に頼らず、マメに鍼灸でコンディショニングさせて頂いている方は比較的早いと思います。

これも、肉離れ、捻挫と同じで、整骨院や整形外科に行く必要が無い程度の方は、行くだけ無駄ですし、いじるだけ、リスクも伴います。

鍼灸の場合、その期間を半減できます。

が・・・。

寝てても治るのです。

風邪も同じです。

その価値が有るか?どうか?は個々によって異なると思います。

ただ、かぜ薬のように熱を下げて楽にする行為とは、反対の場合が多く。

ウィルスや菌を早く除去するには、熱が高い方が、白血球が有効に働ける。と言われています。

なので人によっては、身体は早く治したい!と熱を上げる事も有るのです。

競技者の中には風邪薬を使うほど馬鹿じゃない。と言う方が居ます。

ぜひ、ご理解頂ければと思います。

それでは、今日も良い一日を!!

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