陰陽論。
詳しくはブログ内を検索願います。
陰と陽の、素、質、バランスの話と流動性の話です。
原初は混沌(カオス)の状態であると考え、この混沌の中から光に満ちた明るい澄んだ気、すなわち陽の気が上昇して天となり、重く濁った暗黒の気、すなわち陰の気が下降して地となった。
これらは相反しつつも、一方がなければもう一方も存在し得ない。
森羅万象、宇宙のありとあらゆる物は、相反する陰と陽の二気によって消長盛衰し、陰と陽の二気が調和して初めて自然の秩序が保たれる。
重要な事は陰陽二元論が、この世のものを、善一元化のために善と悪に分ける善悪二元論とは異なると言う事である。
陽は善ではなく、陰は悪ではない。
陽は陰が、陰は陽があってはじめて一つの要素となりえる。
あくまで森羅万象を構成する要素に過ぎない。
更には、流動性も有り、光から影、陰から光へと、淡々と変化を繰り返します。
陰陽で心の有り方を
患者さんとしました。
陰は、重く硬くて動かないみたいなイメージ。
陽は、軽く、気体のよなうなつかみどころの無いイメージ。
だから、人は
重い、嫌な事、つらい事象は、排除は少し難しく。
楽しい思い出より、嫌な事は重く排除しにくい。
かたや
楽しい事は、安易に忘れていく。
皆さんも多くの感動や喜びを経験はしている。
けど、嫌な事が有ると何処かへ行ってしまう。
でも自分で、コントロール出来ると思います。
凄くシンプル。
マイナスの意識を排除して
楽しかった事を思い出し、楽しい人や、優しい人、尊敬する人、愛する人を思い出し、好きな事ややりたい事にフォーカスする。
俗に言う、尊敬、出来る人とは底抜けのように、ポジティブである。
ネガティブで尊敬できる人は、私はそうそう見当たらない。
と言うか思い出せないです・・・。
しかし、その実。
生まれてこの方、根っから、ただ明るいだけの人は居ない傾向も強い感じがします。
芯の無いただの明るい人は、大きなつらい事で、簡単に落ちて行きます。
これは、逆に言えば、陰(不幸経験)が少ない事で、自分の大切な信念が無い形です。
おおよそ、尊敬出来る人とは、不幸を知った上で明るさをかもしだします。
ここに安易には書けない半生を経験している人が多い。
元来、根本的に、陰湿、ネクラの人と言うのは、その作業が苦手かもしれませんね。
嫌な事を忘れ、楽しく生きる事。
でも、超簡単。
どんなにつらくても、希望を忘れず上を向いて口角を上げている方が、人に愛され、少しでも自分の理想像と繋がる。
ネガティブで、誰か、幸せにしてくれ!幸せにしてよ!と言う考えは、実に苦しい選択をしている事になる。
しかし誰かの言葉を借りれば
明るく生きようが、暗く生きようが
それが、本人、楽なんだし。
時期もあるしね。
明るい人が居て、暗い人が居る。
楽しい時があり、落ち込む事も有る。
双生、相克、依存、対極ありきの調和の人の世界。
これも森羅万象のことわり。
これは、当院の入り口に有るセラギネラちゃんです。
ここ最近、セラギネラちゃんが非常に可愛いです。
こんな寒さの中、一晩中店に置き去りで、ひと時の日当たりをセラギネラちゃんは喜びの瞬間だと思うのです。
先日のクリスマス。
久しぶりに、東京に行き電車に乗ったのですが、みんなスマホを見てて・・・。
ずっと情報ばかり集めている方々が怖く見えました。
そして、スマホの代わりに
みんなミニ観葉植物を眺めている想像?妄想?をしてました。
そしたら、人も自然の摂理を少しは思い出すように感じました。
育てるのに時間がかかる事。
お日様、風が必要な事。
水の上げ過ぎ、栄養のやり過ぎで枯れる事。
沢山の方々が、スマホの代わりに、おじさんも、ヤンキーも、おばあさんも、ギャルも、それぞれ大切にミニ観葉植物を持ち歩いていたら・・・。
満員電車でもほっこり出来るかも・・・とか、妄想してました。
iPhoneからの投稿