スタッフ佐々木。

春のイライラはどこへ?

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こんにちは。
佐々木です。

すっかり春の陽気で洗濯物も乾くようになってきましたね。

基本的には気持ちが良く、弾むような季節なのですが、

冬がジーッとなっていた分、春のこの色んなものが動き出す季節というのは、

その裏で気をつけなけらばならない部分も出てきます。

気持ちもアレコレ移ろい易く、それに伴って身体の不調が出ることもあります。

春というのが肝の季節で、活動が抑えられていたものが動き出し、

エネルギーの発散をしだす季節だというのを実は春になる前にもお伝えさせて頂きました。

そんなわけで気をつけないと些細な事でイライラしたりしちゃう季節でもあるわけです。

そこでそんなイライラが募ってくるとどうなってしまうのかにフォーカスしてみたいと思います。

このイライラは「怒」という感情になるわけなのですが、

「怒」というのが肝の「五志(感情)」にあてはまり、

肝の気を必要以上に集める性質を持っています。

集まるというと聞こえは良いですが、必要以上にというのがミソです。

必要以上に増えたものというのは、行き場が無くなり、

身体の中でモヤ~っと残ったり、どっかで固まったりして身体を硬くしてしまうことがあります。

性質として、上へ上へというのが肝の気ですので、頭痛であったり、肩こりがあったりするわけですが、

これが溜まっていることで更にイライラを起こしやすくなるという悪循環に入り易くなります。

そしてますます肝をパンパンにしていきます。

ここで次に起こることを考えてみますと、

肝は木の気。

気学九星なんかのお話を聞いてる人とかだと、相性なんてものが気になってきますよね。

内臓にも相性というか相互関係のようなものがありまして、相互関係として木は土を剋します。

簡単にいうと木の気は土の気を抑えるとか、弱らせるとかやっつけるとか乱すとかそんなニュアンスになります。

では、イライラでパンパンになった肝が何をやっつけるのか。

肝は木、土は脾、つまり脾をやっつけるということになります。

脾はざっくり言えば消化器全般。

そしてセットになるものとして胃があります。

ここで胃が出るということは、この先考えられる事はご想像の通りなのですが、

胃がやられます。

そんなこんなで春になって何故か胃症状が出ていると言う方は、

元を辿っていくと肝が悪さしてるのかも?

胃で膝が痛むことがあるので、膝の痛みもそこからかも?

そんなことをご理解して頂ければ幸いです。

改善させるにはまず発散させたい物を発散させる。

そういった意味合いで運動。

なんなら春の陽気を感じながらお散歩で十分です。

食べ物としては苦い物なんかもオススメです。

何故苦い物なのかは聞いて下さい。

ダイナミックなジェスチャーと共にお伝えします。

嘘です。

いつものテンションでお送りします。

-スタッフ佐々木。
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