こんにちは。
佐々木です。
今日は話のネタになるようなもの少し紹介したいと思います。
爪の状態によって現在の調子を診てみようというものです。
女性は爪を見る事も多いかと思いますが、男性は見るタイミングがそう多くは無いと思います。
見てみると意外と、昔はこうだったのに今はこうなってる。
といった変化が爪に表れてることがありますので、たまにはチェックしてみてもいいかもしれません。
また既に何か変化が起きてることが気になる方は参考にしてみるといいかも?
あまり気にしない方はどういった状態があるのか解らないかもしれませんが、
爪の状態にも様々あります。
まずよく見られるものとして、
爪の半月が無い、もしくは小さい爪です。
爪の根っこから顔を出してる白い部分のことです。
これが無かったり、小さい場合というのは消化器が疲れている可能性が高いです。
何でなのかとかを考えるのは今回無しでいきます。
爪が割れやすいというのもあります。
乾燥している為に割れやすくなります。
これは血虚、血が足りてないからだと言われています。
肝臓が疲れてるサインでもあります。
なので、飲み過ぎ、過労、イライラなんかのサインにもなります。
割れやすいのと似た原因としては、爪全体が白っぽくなるのがあります。
これも血虚と言われ、血が足りてないからです。
黒い物を食べると血液が増えるなんて言われたりします。
逆に赤味が強くなっている場合があります。
これは熱証で、身体の中に熱がこもっている状態です。
上手く熱を外に出すには適度に動いてもらうのが一番です。
熱を抑えようと思って冷やすのは逆効果で、熱が更に内へ入っていきます。
爪に縦筋が入るというものもあります。
これは腎虚と呼ばれ、老化が原因の場合がほとんどですが、
腎が疲労しているから縦筋が出る場合もあります。
この場合は頻尿や腰痛、耳鳴りといった症状が起きているか、
起きる前ぶれだと思います。
夜更かし等をせず、身体を冷やすことの無い様な生活を送って頂けると良いかと思います。
あまり見れらませんが横筋が入るというのもあります。
これは指によって違うのですが、
体調を崩していたり、疲れが溜まりきっていたりすると出ることがあります。
爪は根っこから伸びてくるので、
横筋が根っこに近ければ最近の話で、
真中や先の方にあれば少し前の話ということになります。
特徴的なものにばち指と呼ばれるものもあるのですが、
爪が指を覆う様に、横が丸く広がるような爪になります。
これは呼吸器の疾患や心疾患を疑います。
この様な指の形状と背中の痛みなどが併せてある場合は、
身体に気を遣うようにして下さい。
特徴的なものとしてもう一つ、
スプーン爪と言われる、爪の真中が窪んで反った様なものがあります。
これは強い貧血や、女性の場合、子宮内膜症や筋腫といった婦人科疾患が考えられます。
こうなっている場合、すでに不調を感じていることが多いと思いますが、
爪の変形はこれらの症状の一つですので、爪は爪で何かおかしい、という訳ではありません。
爪の色が黒くなっているのはどこか悪くしてしまっている場合が多く、
一度身体の状態を見直すことをおすすめします。
爪の状態はざっとこんな感じになりますがいかがでしょうか。
爪なんかは簡単にチェックできる部分ですので、
たまに見てみると事前に大きく体調を崩さずに見極めることができるかもしれません。
これらが無いから安心というわけではありませんが、
一つの判断材料としてお使い下さい。