おはようございます。
佐々木です。
基本的に症状や病気というのは、日々の生活における積み重ねから生まれるもので、
姿勢やら食生活やら習慣やら環境やら、生活の内容が原因となることががほとんどです。
逆に内容がよければ良くもなるものでもあります。
これらが一時的に乱れるだけで落ちる人も居れば、
普段から乱れてるけど我慢できちゃう人も居ます。我慢できるというのも問題ですが・・・。
我慢出来ちゃう方のほぼ共通のセリフが、今まで大丈夫だったのに急に。と言います。
これは、負の積み木をひたすら積み重ねて下からガッシャーン!!と崩したようなもんで、
急になってる訳ではないのです。
これを考えてもらった上で治療というものを少し考えてもらうと
シックリくるものがあったりします。
例えば、カイロの施術後余計に痛く、というのをちょこちょこ聞いたりします。
カイロプラクティックと呼ばれるものですが、
骨格などをイジイジして歪みをとったり、
ズレを戻したりするものとして認識されてるかと思います。
更に言えばゴキゴキ鳴らすような治療をイメージされ易いかと思います。
実際には違うものも少なからずあるかと思います。
しっかりと身体の事を勉強して国外で資格を取ったりしている場合だと、
下手にゴキゴキ鳴らしたりとかは基本的にないように思えます。
今回それはどうでもよくて、
何故痛くなってしまうのかです。
単純に骨を一気に矯正したりすることで、
神経を傷つけたり筋肉を損傷したり、熱が籠るような事が起きたりすることがあったりします。
単純にそういうことで分かり易いのですが、
周辺の事情も考えるとそれだけではなかったりします。
さっきの積み木の話と同じで、積み重なったものをガッシャーンとやったようなもので、
周りは散らかったままで何も片付いていないわけです。
周りというのが何かといえば、一番分かり易い部分で言えば筋肉、
深くいけば内臓などもです。
直接的に骨がズレたり歪んだりさせたりしているのは筋肉になります。
骨に付着した筋肉や、その近辺を走行する筋肉など、
一ヶ所に対して関連してくる筋肉というのはいくつもあります。
それらの筋肉が収縮して固まったりすれば、ジリジリと骨は引っ張られ、
ズレや歪みを生みます。
そして筋肉が収縮したりする原因となるものが、最初に言った生活がほとんどで、
それを無視したまま矯正したところで・・・というのが考えとしてあります。
ましてや縮んだまま骨だけ戻されても違和感だらけです。
その違和感がいわゆる痛みなどになるのだと思います。
骨というのが直接的に戻さなくても周りの筋肉を緩め、
姿勢や運動などを考えれば負担なく戻す事ができるものです。
少しだけでも生活面を見直してみると、
色んなものが治ったり、治しやすくなる身体にはなると思います。
変えることにはエネルギーを要しますが、
治す為には必要なことですので、是非ご検討下さい。