おはようございます。
佐々木です。
自律神経失調症という診断をもらうキッカケとなった症状に、
不眠症が挙げられる方というのは比較的多いと思います。
不眠によって日中は怠く、ストレスの溜まる日々を過ごしているかと思います。
今日はそんな不眠症をもう少し知ってもらうべく、ちょこっとお話させて頂きます。
まず知っておいてもらいたいこととして、不眠症になり易い時期というのがあります。
これを不眠症といっていいのかどうかは何とも言えませんが、
このなり易い時期にどんな手段を使ってでも寝ようとして、薬を使って寝始めることで、
抜けられなくなっていって、より調子を崩すようなパターンがあります。
こうなって欲しくないので、ここで少し考えてもらえると嬉しいです。
時期というのが季節の変り目や気温の上がり下がりが大きい春になります。
気温というのが結構大きいファクターで、体温と気温の兼ね合いで寝易い寝辛いというのは変わってきます。
徐々に体温が下がっていく過程で眠気が出てきて、そのまま入眠するというのが睡眠の基本なのですが、
この体温調節が上手くいかないことで、上手く入眠できないというのがあります。
そこで気温の変化が絡んでくるわけです。
本来身体というのはよくできていて、年間通して環境に適応していきます。
寒いのに対応した身体、暑いのに対応した身体、徐々にではありますが変化していきます。
しかし、その変化の中で急激な変化があれば、追いつかないことがありますので、
前日は寒かったけど、今日は打って変わって暑いってなると、身体は上手く順応してくれません。
そういった時に、寝る時に体温が上手く下がらず、眠る事が困難になります。
また寝入ってからも体温調節は行われますので、途中で違和感を感じて起きてしまうというのもあります。
結果的に不眠症になってしまったと感じてしまいます。
ストレスや自律神経の問題などでも不眠症というのはなりますが、
この今の時期に出ているものはもしかしたら季節性の可能性があります。
一旦様子を観てからでも問題ないので、薬は極力避けて、自然に任せる形をオススメします。
が、それでは困るという方もいらっしゃると思います。
どうしても寝たいという方にやって欲しいこととして、
まず眠る前から刺激的な光などは極力避けるようにしてください。
スマホやPCといったものは特にNGです。
これらは緊張を引き起こし、活動時の神経を強く働かせますので、睡眠には邪魔です。
次に体温が下がり易い状態を自分で作ることです。
簡単な話、お風呂でしっかりと身体を温めるということです。
意外と多いのが、半身浴やシャワーといったもので済ませて、
上がった後にすぐ冷めてしまっている方です。
正直に言うと勿体無いです。
ちょっと熱いと思うぐらいのお風呂に肩までしっかり浸かって、
上がった後もしばらくホカホカでいれるぐらいがGoodです。
この状態で布団に入れれば、
あとは自然と体温が下がっていきますので入眠も比較的楽で、
修復力もかなり違ってきます。
これらのことはどんなタイプの不眠症でも効果があるものですので、
試してみるといいかと思います。
今の時期ちょっと調子が変だなと思うのなら、
睡眠から少し見直してみるのも一つではないでしょうか。