おはようございます。
佐々木です。
特定の症状をこじらせて中々治らずに、
更に程度が悪くなり、
どうにもならなくてお手上げ状態。
なんてことになっている人をたまに見かけます。
本来ならこじらせる前に、というのがこちらの希望ですが、
早々願い通りになることはないのが正直な所です。
例えば坐骨神経痛なんかはそういったパターンにハマる事が多い気がします。
お尻やら腿やらふくらはぎが痛いというものが、
いつの間にか歩くのも困難で、なんてことを度々見かけます。
最初の内は我慢できる範疇の痛みだから、あまり気にせずに対処せず、
少し痛みが強くなってきたら、
痛み止めだなんだと、痛みさえ消えれば問題ない、動けば良い、
そんな感覚で対処したりして、
これを続けている内に歩行困難になって、
やっと治療を考える。
最初はたしかに坐骨神経痛だったのかもしれません。
しかし、坐骨神経痛というのもあくまで症状の一環で、
何か原因があって、坐骨神経痛ということになります。
つまり、坐骨神経痛ということで高を括っている内に、
原因となる物が悪化していき、
いつしか大きな故障へとなっていくわけです。
この場合よく有るのはヘルニアなんかが見つかったりします。
大袈裟な感じもするかもしれませんが、これは割とあるパターンです。
そして出来ればこのパターンには皆様なってほしくないのです。
何故なら、治すのが大変だからです。
回数も時間もウンと必要になってきます。
こちらの努力もですが、本人の努力もかなり必要になってきます。
確実に良くしていくことが出来ても、
続けるというのはやはり大変です。
こちらからしても続けられる方にはただただ感心するばかりです。
ヘルニアなんかは医者からすれば手術しないと治らないものと考えていますので、
それなりに大変な状態です。
そう考えると、ヘルニアにこじらせてしまう前に対処した方が、
ウンと楽だし、安全だとは思いませんか?
それを安全と取るのか、無駄と取るのか、
それは本人次第ですが、
できれば気付いて欲しい部分、根付いて欲しい考え方になります。
逆に自分のやって来た事を無駄にしてしまう恐れだってある訳です。
是非早い段階での治療をご検討下さい。
宜しくお願い致します。