スタッフ佐々木。

冬から春へ。後編

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おはようございます。
佐々木です。

前回の内容が冬に関係したものでお伝えさせて頂いたのですが、

今回は続きで春に関係したものでお伝えさせて頂きます。

春になれば冬の寒さも和らいで、

身体も心もスッとしそうですが、

ここに落とし穴があります。

たしかに冬に比べて過ごしやすく、

身体の硬さも幾分か取れて気持ち的にも楽になるかとおもうのですが、

それだけ動きが出てきます。

これは身体もそうなのですが、気持ちの部分がかなり大きいです。

で、この気持ちの部分というのが、

春に出易い症状の一つに関連してきます。

春というのは植物が芽を出すように、

身体を含め、色んなエネルギーが上へ上へ行く作用があります。

この作用に気持ちが釣られると、

逆上、つまり怒り易くなってしまいます。

そしてこの怒りというのが、とある臓器を疲労させます。

その臓器が肝になるのですが、この肝が無駄に働いていると、

それだけで怒り易くなります。

お酒や添加物など、肝臓を疲れさせることから始まって、

怒るようになって、肝臓が疲れて、怒って、疲れて、

こんなループが春は出易いんです。

最後に肝が疲れ切ったところで、激しく落ち込み、

世間的にいう鬱といったものになっていきます。

この辺は冬の感覚とは大分違うかと思います。

だから、春になった。ヤッター!でもいいのですが、

こういう落とし穴もありますので、

感情の起伏に少し違和感を感じた場合は気をつけて下さい。

治し方はかなり単純で、

とりあえず上に行ってしまったものを下げる。

怒りに身を任せない、

怒らないように身体を動かしたりして発散することが大事になってきます。

一番解り易く出易い症状というのはこんな感じなのですが、

冬と同じ様に耳鳴りなども起きたりします。

ただ、同じ耳鳴りでも性質が若干異なり、

腎の場合は高音、肝の場合は低音な事が多いです。

というのも、肝で耳鳴りが起きているのは逆上せてしまっていて、

頭に色んなものが集まっているせいで、

圧迫されて籠っちゃうような感じになります。

腎の耳鳴りよりは治しやすいのですが、

やはり感覚的なものとしては嫌だと思いますので、

酷くなる前に治して欲しいものです。

春はこれからかもしれませんが、

前もって知って置く事で対処できることもあるということで、

是非頭に入れておいて頂いて、

春の陽気に振り回され過ぎないように日々お過ごし下さい。

多少は振り回されたっていいんですけどね。

あくまで振り回され過ぎないようにお願いします。

-スタッフ佐々木。
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