おはようございます。
佐々木です。
桜も良い感じに咲いて、
暖かくなってきて春も到来といった感じもしますが、
この時期ならではといった症状もあったりします。
春というのは肝の症状が出易くなる時期で、
体調に波が出易く、感情にも影響が出る事があります。
これは春という時期が自然界において変化の時期で有る為、
体調なども同じ様に変化しやすくなっている為です。
この変化は気温が上がってきて暖かい空気が上に行くように、
下から上にモノが動く傾向にあります。
症状としてもその動きに準じたものが多く、
感情もそんな動きの感情が出易くなります。
その感情というのが「怒り」なのですが、
怒りというのは下から沸々と込み上げて来たものが上がってきて、
感情として出る事がほとんどですが、
他の言葉で言えば「逆上(ぎゃくじょう)」。
更にこの言葉に一文字足して「逆上(のぼ)せ」。
短絡的かもしれませんが、
怒りという感情は逆上せていることとほとんど同じようなモノだとも考えられます。
頭に血が上っている状態というのは心身の状態としてはあまり良くはなく、
手足の冷えと直結したり、
頭痛やめまい、吐き気などの症状にも絡んでくるものです。
逆上せと聞いて、聞こえが良いという人はあまりいないとは思いますが、
その通りなんですね。
だからこの時期はこの時期で暖かいから良いという訳では無く、
精神的にも身体的にも荒ぶりやすい時期ではありますのでご注意下さい。
そしてこの変化に任せて怒りまくっていると、
最初に話した肝がちゃっかり破られてしまいます。
破られるというのは物理的にビリビリに破られてしまうという意味では無く、
負担を与えてしまい、本来の機能を果たせなくなってしまうということです。
そうなれば身体の疲労が上手く抜けなくなったり、
免疫が落ちてしまったりして良い事は何一つございません。
色んなモノの変化の時期ということでイライラし易い事も多くあるとは思うのですが、
自然でいう季節的なものでイライラし易くなっているので、
上手く発散したり、可能ならば考え方を少し変えてみるとか、
イライラが溜まり過ぎないように工夫があると良いかと思います。
キッチリしている人ほど難しいかと思いますが、
「まぁいっか。」なんて考え方もあったって良いと思いますので、
今の時期は「まぁいっか。」を増やしてみてはいかがでしょうか。
ちなみに余談ではありますが、
何か症状を治す上でも、
変化の時期というのは有効ですので、
ここいらで重い腰を上げるのも一つの手だと思います。