おはようございます。
佐々木です。
近代ならではの症状として、
眼精疲労というのは欠かせない症状の一つかと思います。
プライベートでも仕事でも何かしらのディスプレイとにらめっこしている方が、
今のご時世かなり多いかと思います。
テレビにパソコンにスマホにゲームに、
今では極々当たり前の身近な物として存在していますが、
これによって調子をおかしくしている人が少なからずいる訳です。
その中の症状として眼精疲労というものをとりあえず一つ挙げてみたのですが、
原因としては先にも挙げた通り、
パソコンとかスマホとかそういうものがまず挙げられるかと思います。
これらの光を受けることによって、
頚と心身の緊張を引き起こしますので、
頚周りの筋肉が硬くなってしまい、
流れが悪くなって、眼に対しての修復や代謝が上手くできなくなります。
頚の筋肉が硬くなってしまうと、頭から出ていく血流が悪くなるので、
頭に血が溜まり易くなります。
結果的に入っていく血流も落ちる訳です。
この状態になっていれば逆上せ易い身体にはなっているかと思います。
眼も赤くなり易いのではないのでしょうか。
頚が原因で眼精疲労とかがあるならば、
それを緩めれば疲れ方は大分変わるかと思います。
が、これを緩めるというのも実は大変だったりします。
影響している部分は体表からみたら深い部分を走行している為、
ピンポイントに緩めようと考えると中々無理があります。
マッサージとかでやるにも相当考えてやらないと、
体表部分まで潰すような事になって、硬さを生んでしまうかもしれません。
そう考えると内側から運動などで緩めるか、
鍼などで深部を刺激してあげるかが手段としては向いている気がします。
筋肉が原因であればこれでいいのですが、
筋肉が原因じゃないパターンもあります。
内臓などで考えると肝が疲れても眼が疲れます。
肝ですからお酒をよく飲むような方、
薬や食品といった添加物を多く摂るような方、
過労でも肝は疲れますし、
意外なところでいくと怒りやイライラといった感情部分でも肝を消耗します。
また、肝が妙に頑張ってしまうと逆上せ易くなります。
先ほどの筋肉が硬くなってしまう場合でも同様の事が起こる話をしましたが、
恐らく肝が消耗する事と、頚周りの筋肉が硬くなってしまうのは、
共通の部分があるのではないかと思います。
大酒飲みの人が頚椎症になったりだとか、
イライラし易い人が頭痛をよくするとか、
肝の消耗と頚が硬いというのは、かなりの率でセットになってる気がします。
だから肝でも眼精疲労みたいな症状は出るし、
頚でも眼精疲労みたいな症状は出るし、
肝と頚が大体セットになっていることを考えると、
ダブルで眼精疲労の原因になるものがあるという事になります。
という事は眼精疲労を改善するなら、
肝も頚もどちらも気にした方が良いのだと思います。
眼精疲労が気になる方は是非肝も頚も意識して治して頂ければと思います。