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内臓と感情。春と言えば肝。

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今日は原点回帰的に

五臓にまつわる感情のおさらいをしていこうと思います。

今日、チェックしてほしいのは

五臓と五志です。

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以下抜粋。

五志とは、怒・喜・思・憂・恐の五種の精神情緒であり。

それぞれ、肝・心・脾・肺・腎の主りである。

五藏の機能を反映し、五藏に影響を与える。

例えば、心の志は喜であり、喜は元来有益な情緒であるが、過度になると心神を傷る。

心気に異常があると喜笑が止まなくなり、心気が不足すると悲傷する。

心は神明を主るので、五志すべての過極が心神を損傷する。

抜粋以上。

東洋医学的に心はこころと心臓に分類される。

分類されるものの

同一のものでも有ります。

心臓が病むことで以前より、不安感などは強くなり。

過度な状況ともなるとパニック障害的な症状が出ます。

さてせっかく

春なので、春のラインを追いかけましょう。

木のラインが春のラインとなります。

最近、増えている疾患が、神経痛です。

以下の下から四段目を見て下さい。

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木のラインに神経痛が有ります。

今秋冬にあたりに発症した頚椎ヘルニア。そこから来る腕やひじの痛みの患者さん。

坐骨神経痛の患者さんが増えてます。

さて

木は肝臓です。

皆さんにも、肝臓病証が解るようになるかもしれません。

鍼灸師は、見る(嗅ぐ)。聞く。触る。などで病証を判断し治療方針を決めます。

そして

一つあるから断定!!なんて感じでは有りません。

三見一致などと言って

肝臓にまつわる要素が三つ有れば肝臓を疑って然るべきと考えますし。

肝臓に限らず、一つだけが病んでいる事は稀で

あちらこちらと悪い事が普通です。

その中で、どの要素が色濃く出ているのか?

その臓器の親子関係などを考えて治療すべき指標を決めます。

なので

少しですが参考にして頂ければ幸いです。

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まず

肝臓で

特徴的なのは

五官「目」
五主「筋肉」
五華「爪」
五季「春」
五色「青」
五志「怒」
五声「呼」ですかね。

五官「目」
目が割と充血しやすいです。そういう仕事についてる事も多いです。

五主「筋肉」
筋量は有ります(力が強い)ですが
筋肉は硬い人が多いです。

五華「爪」
巻き爪や爪に線が入ってることが多いです。

五季「春」
春に不調が出やすいです。

五色「青」
青はいろいろな意味が有りますが、青赤黒い肌、皮膚から見える静脈が色濃いなどが肝臓の方には多いです。

五志「怒」
基本的に男性ホルモン多め。もしくは男らしい人が多く、てやんでぇ調、親方、親分的なイメージです。
肝臓が弱ると気が短い傾向が出ます。

五声「呼」
これも上記と少々リンクしますが、オイ!○○!と人を呼ぶ。
奥様や子供をオイ!と呼ぶ。
なんて感じでしょうか・・・。

全体的に声が野太いです。

ちなみに、解りやすいように、解りやすいタイプを表現しました。

実は

肝臓病証には、肝実と肝虚が有ります。

上記はやや肝実よりに説明させて頂きました。

筋骨隆々の男性ホルモン多め、指圧大好き、ビール大好きそんな傾向です。

同じ肝臓病証でも

肝虚は

研究者タイプです。

ひょろりとした背の高めで細い傾向が有ります。

こういうタイプの方は、24時間集中することが可能です。

ここで、五神に触れて置きますと

木の五神は、魂です。

研究職をする方と言うのは、その研究に「魂」を詰め込むという意味合いも有ります。

それほど集中するという事です。

ちなみに、五腑の所を見ると、胆が有りますよね。

集中力が有りすぎることで、胆のうを壊したりもします。

技術職の感性の世界なので書き出せばきりがないのですが

これで

いくつか当てはまって

尚且つ、東洋医学的に肝臓病に当てはまっている方。

神経痛、ヘルニア、肩痛、ひじ痛、腰痛、頭痛、眼精疲労、眼瞼下垂、花粉症、アレルギー全般、慢性下痢、過敏性腸症候群、婦人科疾患、うつ病(怒り心頭になって怒ったのちに動けなくなる)、パニック障害、心臓疾患、リュウマチ。

なんて症状を「薬」で治す。と考えると

薬品添加物が肝臓を弱らせ

肝が

より一層弱ります。

肝が弱ると、心に影響が出ます。

東洋医学的な親子関係で言うと

肝臓の子供は心です。

駅の階段などで息切れするなどは、弱ってるかもしれません。

もう一つ大切な注意点は

左肩の痛みですね。

全てとは言いませんが

左肩の痛みは、心臓の弱り目だったりもします。

東洋医学的に、心は二つに分けられます。

一つはこころ。
一つは心臓です。

分けますが、同一のものです。

心が病むことでパニック障害的な不安感にもつながるのでご注意下さいね。

さて

非常に厳しい話ですが

東洋医学では、健康も病気も作るのは自分です。

生活習慣の問題改善無くして根治は有りません。

自分で悪化させる生活を続ける以上。

どんな達人の治療も軽減させる事しかできません。

それでも、ほかの医療機関では前進すらさせられない。

東洋医学を知らなければ原因不明の疾患は
軽減すらさせられない物を鍼灸は軽減はさせられるところが鍼灸の利点でもあります。

病気を誰か治して。と思っている間、慢性疾患や難病は根治しがたいものです。

スポーツ好きの竹前は

すぐにスポーツとリンク
させてしまいます。

強くなりたいと思う選手は強く出来ますが

強くして。と思っている選手を強くするのは困難なものです。

竹前も患者さんの問題点は見いつけるのは得意ですが

自分の事となると

めっぽう分かりません。

お互いに頑張っていければと思います。

何か月も何年も傷み続けてきたものが

すぐには治らない。と

ご理解頂ければ

地道に治せば治る疾患は多々あります。

ちなみに肝臓病証の爪の参考です。

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{6D8F485E-9FC8-42CA-93EA-DFF8029299E5}

肝実のイメージ

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肝虚のイメージ

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女性の肝臓病証の表現が難しいのですが

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女性の場合、細い場合も多々ありますが…。

酒焼けした大きめな声?
まぁ、細かくは多種多様です。
わかりやすく言うとです。
さて
ココで竹前の好きな占いを含めます。
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木ですよね?

気学九星で言うと
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三碧木星。
四緑木星。
逆に肝臓が強い人が多いんですね。
ちなみに、ココがキモ。ってよく使いますが
キモ=肝なんですね。
それぐらい肝臓は重要って事なんですね。
腰が、要と言う字を使ってるのと同じくらい重要度は高いんですね。
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60干支。

こちらで言うと甲乙が木です。

特に甲の人は、ねぇさん。にぃさん。キャラが多いのでは?
ちなみに
海陽堂で患者さんと飲むと
三碧木星と四緑木星の方が多いです。
佐々木先生も三碧なのですが
そもそも
肝臓の能力は高い人が多いんですね。
なので
竹前からすると
すげぇなと思うほど、透明なお酒を呑んでます。
とは言え
度を越すと
肝機能の寿命を縮めます。
飲み方は佐々木先生がよく知ってるので聞いてみると良いかもしれません。
竹前は正直
酒の味はわかりません。
上手くありません。
ポン酒より
モスコミュールが良いです。
酔うと楽しいから呑んでます。
けど、肝機能の能力が低いので
突然、ちーん。します。
また皆さんと飲める日を楽しみに虎視眈々と妄想しております。
去年やり残したバーベキューしたいです。
カロリーオフや糖質オフは
肝臓に悪いので長く飲みたい人は
お酒も無添加の物を飲みましょう!
こいつが皆さんの血液の汚れを濾過してくれます。
水槽のフィルター的な
肝臓ちゃんです。
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甘い物を沢山食べ過ぎると

油に変えて肝臓に蓄えます。
脂肪肝のフォアグラが出来上がります。
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ではでは
皆さんのキモを
お大事にして下さいね^_^

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