スタッフ佐々木。

丹田の話。

投稿日:

おはようございます。

佐々木です。

 

昨日ふとテレビをつけてみたらアド街ック天国をやってたのですが

 

取り上げてる街が「松戸」でしたね。

 

やはり身近な所が取り上げられてるとついつい観てしまうものですね。

 

ただ、内容としては知らないことばかりで、

 

「あぁ…俺、松戸の事全然知らね…」と思いながら観ておりました。

 

患者さんから色々教えてもらったりもしますが、

 

それでもまだ知らない事がたくさんありましたね。

 

何気に楽しんで観てしまいました。

 

 

そんな話はさておき、

 

何となく今日は「丹田」についてお話しさせて頂きます。

 

このワード自体は聞いた事がある方も多いかと思いますが、

 

案外これが何なのかは知らない方が多いのかな?と思います。

 

 

自分は昔は剣道をやってて、

 

よく先生方に「腹から声だせー!」「丹田意識しろー!」

 

なんて言われながら練習していましたが、

 

「丹田って何!?」分からないけど「ヤーー!!」

 

なんてやってました。懐かしいです。

 

今なら何を言ってたのかよく分かります。

 

 

話を戻しまして、

 

この「丹田」はもう少し分かり易く言うと「臍下丹田(せいかたんでん)」なんて言ったりします。

 

「臍下」の「臍」は「へそ」の事をいいますので、

 

へその下の何かな訳です。

 

毛ですかね?

 

毛ではありませんね。

 

何かと言われると難しいのですが、

 

気の集まるところと言えばよいのでしょうか。

 

そんなニュアンスのものになります。

 

だから見えるものではないんですね。

 

 

でもこの丹田というものは、

 

治療家としては見えなくても明らかに弱い人、強い人っていうのがあるんです。

 

へそ下3寸なんて言ったりしますが、

 

その辺りを圧してみると、人によって弾力というか、厚みというか、

 

何か違うんです。肉とかは関係ないですよ。

 

弱い人の丹田はスカスカというかフニャフニャというか、

 

ほんとに弱々しい感じなんです。

 

どこまでも手が入っていきそうな感じの方もいらっしゃいます。

 

逆に強い人というのは押し返す力があり、

 

中に硬くはない何かが詰まっている感じなんです。

 

手を放して深呼吸をしてもらうだけでも圧を感じたりします。

 

それぐらい違うものなんです。

 

 

ではこの丹田に何の意味があるのかという事になります。

 

先ほども言いましたが、気が集まる処になります。

 

これを更に簡単に言ってしまえば元気が有るのか無いのか、といった話になります。

 

イメージ的な話をするならRIZAPのビフォーアフターみたいな感じでしょうか。

 

肉体的な部分ではなく、ダラっとした感じかシャキッとした感じかの違いです。

 

丹田に力がある人というのは基本的に姿勢が良いです。

 

逆を言えば、姿勢が悪い人に丹田が弱い人は多いです。

 

 

この姿勢の良し悪しも関係するのですが、

 

丹田の強い弱いで影響が大きく出る部位があります。

 

それが腰です。

 

腰が悪い人のほとんどが丹田が弱いです。

 

スッカスカなんです。

 

ギックリ腰とか滑り症とか、

 

腰が抜けた経験のある方は特にそのイメージがあります。

 

 

では逆に腰が弱い人の丹田が改善されるとどうなるのか、

 

これが効果あるんですねー。

 

丹田、要は下っ腹にクッと力が入るだけで腰痛関係には効果があります。

 

丹田が充実すれば骨盤周りが安定し、

 

腰の不安定感が解消されるものなんです。

 

丹田一つで元気になって腰が良くなる、サイコーじゃないですか!

 

 

という事で丹田を鍛えて頂きたいのですが、

 

お腹だから腹筋をすれば良いというものではありません。

 

丹田というのは一応内側に存在しているものですので、

 

鍛えるのは中なんです。

 

そこで中を鍛えるのに有効なのが、

 

呼吸です。

 

意外とシンプルですよね。

 

 

でもこれがいざ意識してみると、

 

丹田が弱い人というのは普段結構浅い呼吸をしている事に気付くかと思います。

 

だから必要なのは深呼吸ですね。

 

特に呼気、吐く方の息がとても大事です。

 

深呼吸でゆっくり吐いてって、吐き切って更にその先!!

 

勝手にクッと丹田ら辺に力が入りませんか?

 

更にその先というのは実感して頂く為にやってもらったのですが、

 

吐き切るというのが大事で、

 

それを繰り返してるだけで段々と鍛えられていきます。

 

 

そしてもう一つは下っ腹を凹ましておく。

 

やると解りますが、自然と背筋が伸びるかと思います。

 

更にお尻の穴をキュッと締めるイメージをしてあげると尚良いです。

 

これがあんまりキープできないとなると、

 

少し丹田が弱っているかもしれません。

 

気になったらちょっと意識してみて下さい。

 

 

鍼灸でも丹田部分は大事で治療に基本的な部分として使います。

 

丹田が温まって充実するだけで、

 

気持ちが落ち着き、身体が元気になります。

 

丹田というのは日々を元気に過ごすのに大事なものになりますので、

 

外せないものなのです。

 

 

皆様の丹田いかがですか?

 

元気にしてますか?

 

元気なら良いんです。

 

元気がないなら鍛えてあげて下さい。

 

宜しくお願い致します。

 

 

 

 

 

 

 

海陽堂鍼灸治療院

-スタッフ佐々木。
-

Copyright© 海陽堂鍼灸治療院 , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.