おはようございます。
佐々木です。
患者さんの身体を診る以上、
自分の身体もそれなりには気を遣うのですが、
それでも少し違和感が出てくるという事がやっぱりあります。
最近は自分の場合、手首に違和感を覚えており、
これをどうにかするべく奮闘中(?)です。
現状の症状としては左の手首を曲げたり反ったりするとコキコキ鳴る。
その際に痛みという痛みはそれほど生じない。
ただ背屈、反る方向に制限がかかり、左右でくらべると差がある。
手をパーにしたまま曲げたり反ったりするとコキコキが減る。
手をグーにしたまま曲げたり反ったりすると程度が悪化する。
こんな感じの現状なのですが、
色々調べてみるとTFCC損傷というものがよく出て来ます。
「三角線維軟骨複合体損傷」というものなのですが、
これだけ見ると漢字が多いという感想ですが、
それではあんまりなのでもう少しちゃんとお話ししますと、
前碗は尺骨と橈骨という2本の骨で出来ていて、
手首の所の複数の細かい骨からなる手根骨と関節します。
この3つが関節するにあたって、靭帯で関節を固めて動かしたり、衝撃を吸収したりするのですが、
上記の「三角線維軟骨複合体損傷(通称:TFCC損傷)」というのは、
この関節する所の小指側の当たりにある、細かい骨と尺骨、橈骨を繋ぐ、
軟骨のような靭帯のような組織が何らかの原因でダメージを受けることで、
衝撃を吸収できなくなり、可動域の制限や痛みを伴うものとなります。
シンプルに言えば、手首の関節部分がおかしいぜ。って話です。
そして原因というのが尺骨が伸びる、もしくは橈骨が縮む。
いや勝手に伸びたり縮んだりするものではないのですが、
原因としてはそういう事らしいのです。
例えばテニスでボールを打つ。
その際には手を捻る運動も起きますので衝撃が手首に伝わり、橈骨がグンと圧されます。
そうなると自然と尺骨が関節部分に強く当たり、先ほどの軟骨のような靭帯のような所が損傷しやすくなります。
他にも倒れた時に手を強く突いてしまったとか、先天的に尺骨が長いとか、
なんやかんやあるようですが、結局の所負担が大きい事が原因でなるモノのようですので、
腕周りの筋肉や頚の事などを考えて、
どれが一番かなぁ~なんて探りながらのんびり治してみようかと思います。
別に日常生活に支障は来しておりませんのでその辺はのんびりやります。
同じ様な症状の方も居るかと思いますので、
そういう方の参考になる様に、その後どうなったのかをまた後日に報告したいと思います。
…
忘れなければ!
ただ、若干場所がズレている様な気もするので、その辺はあまり期待せずにお待ち下さい。
他のモノが原因の場合も十分考えられますので。
宜しくお願い致します。