おはようございます。
竹前です。
東洋医学では性分が病を形成するお話は常々しております。
誰が聞いても悪そうな性分で言えば
短気。
負けず嫌い。
頑固。
自尊心やプライドが高い。
などでしょうか?
少しマニアックになると優しすぎる人も病みます。
何故かと言えば優しくない人が許せない。という感情だったり、正義が出て、優しくない人を恨んだりしてしまいます。
ちなみに、子供を怒らない親は、自分も怒られた事が無い親だったりします。
その親が優しいか?となると
すこし違ったりします。
実は非常にマイペースで、自分のマイペースを貫きます。
子供に合わせるのではなく、自分の都合に子供を合わせます。
どちらも良いも悪いも無いのですが、優しい。という概念も意外と自己都合であり。
実は、共依存の元になったりします。
例えば
私は本当はイヤだったのに我慢したんだから
貴方も我慢しなさいよ!
とかとか、そんな意識は共依存です。
さて
東洋医学は気の流れや臓器やホルモンの不具合を改善して、こういう性格を脱したい方の助力にもなります。
とは言え
本人の意識改革も大切です。
更に
とは言え
上記の方々が、言われて変わるでしょうか?
そもそも
不思議なもので、個性なんてものは、案外、無自覚だったりします。
この無自覚を自覚出来た方だけが
変化(成長)が出来ます。
無自覚であれば、頑固のまま、え?おれは柔軟だよぉ~と言いながら
三つ子の魂百までになります。
典型的な例なのですが
頑固な人が頑固な自覚はありません。
さて
心の病を治す上で色々な心理学的な勉強をしますと
東洋医学と西洋医学のように、はっきりとではない。なんとなくの二極に分かれます。
過去にほぼ全ての原因を見出すユングのトラウマ論。
インナーチャイルド説に傾倒する人、支持する人。前世や過去世。
毒親、家庭環境、生活環境要因の思考感情です。
貴方は悪くない。という。
患者さんにとってはなんとも、救われる方法論です。
ただ。これ、正直言いまして、対処方法なのです。
一過性には救われて楽になります。
私は悪くなかった。悪いのは○○。
これで救われる部分はありますが・・・。
他責である以上、根治にはならないのです。
ただ。
これはこれで悪くない。ある意味必要なプロセスにも思います・・・。
鍼灸でも
症状を治す票治法と根本原因を治す根治法があります。
問題は使い方です。
東洋医学では根本的改善を重要視しますから
基本的に病を作るのも健康を作るのも自分自身の問題です。
なので、成人以降
ここから先、起きている現象は、貴方自身の問題です。
これと似た様な心理学が、嫌われる勇気のアドラー心理学に思います。
結局は、自分は悪くない。という自分を正当化する本能であったり。
人の、してやった事。やられた事。
を、忘れない本能であったり。
結果的に、自分は変わる事無く、他人を変えようとする。が、変わらない。その苦しみが、生きにくさ。として出ていたりします。
多分なのですが
この話の意味がわからない人は大勢います。
海陽堂の患者さんでも、アドラー心理学は受け付けられない人は結構いました。
わかる人は
どんどん変化成長して「楽」に生きて頂ければと思います。
ちなみに、動物の進化理由の一つは、ラクする為だそうです。
楽に生きる為に
己を知り。
己を変化成長させて行きましょう!!
保育園の先生から頂きました。
竹前的に
すご~く
ハイセンス!
素敵!
素晴らしい!!
あったかい!!
ちなみに
短気。
負けず嫌い。
頑固。
自尊心やプライドが高い。の方がよくやってしまっている事は、受容と承認の反対の否定です。
世の中、鏡ですから
結果的に、それが自分に返ります。
では
今日も良き一日をお作り下さいませ。