さて
海陽堂の定番ですが、春から夏先までアスリート系の患者さんが増えて来ます。
先日の佐々木先生の肝機能の数値の変化につきましては
竹前も経験上、患者さんの数値の上昇は経験済みです。
ただ
一回の治療でどうこうの話ではありませんが・・・。
肝機能に効果を及ぼしている治療である事は、経験上あります。
この効果が、運動生理学をご存知であれば、どれほどの利点がある事かは、解る人だけに解る素晴らしい効果かと思います。
肝機能が改善するという事は、血液状態が改善するという事ですから
細胞全体が潤うわけですから
肌ツヤが良くなる。
筋肉が柔らかくなる。
疲労物質の回収が早くなる。
東洋医学的な感情や精神面で言えば、短気や怒りのバランスが改善する訳です。
逆を言えば、肝臓が衰えるという事は
肌ツヤが悪く。
筋肉は硬く。
疲れがいつまでも抜けない。
そして、短気で、大人的に叱る(しかる)つもりが感情に任せた怒りが出やすくなる訳です。
スポーツ鍼灸とは
基本的に筋肉のついている場所や作用をベースに治療を行い即効性を得るものですが・・・
一方で
ツボは無い。
気はない。
経絡は無い。
東洋医学を捨ててしまう傾向のある概念でもありますので
一般的なスポーツ鍼灸では、肝機能の回復を得る治療を提供は出来ません。
WHO世界保健機構が認める鍼灸の内科症状の治療効果の治療方法は
その大半が東洋医学によるものですから
スポーツ選手とは言え
受けるのであれば、東洋医学を含めた鍼灸もオススメです。
副作用も無く肝機能が改善する治療なんてのは
実際、にわかには信じがたく。
その分野の知識があるのであれば
どれほど夢の様な
まるでバカげた嘘のような話ですが・・・
竹前の経験上、肝機能の数値が改善するのは事実です。
ただ。
一回では分からないと思います。
(治療回数は個人差があります)
そして
こんな治療は
実は
夢の様な
最高な治療ですが
感じない人にとっては、無意味ですので、無理な治療はオススメしません。
その昔
難病の患者さんと腕の良い先生を繋げたいと思ったのですが
99%繋がる事はありませんでした。
不思議なようですが
今、思うのは、それは自然現象です。
悪い状態の患者さんは悪い物を選ぶだけの条件やルールや価値観があります。
その一つが、身体に対する鈍感さです。
鈍感で有れば、良いも悪いも、違いが分かりません。
ただの気持ちいいマッサージも達人の治療も同じです。
下手な治療で、揉みまくって、大事なツボがガチガチになって肝臓が悪くなっても
腕の良い治療で、ツボが緩み、肝機能が良くなっても
解りません。
正直、竹前も肝機能の良し悪しに気が付ける自信も無いのですが・・・。
何となくは解ると思います。
鈍感な人にはわかりません。
良い治療も
無資格さんの治療も
下手な先生や初心者の治療も同じなのです。
だからこそ、自分が悪くなるものでも平気で通えるのです。
違いが判らないのであれば
安い方が良いでしょうし。
サービスが良い方が良いでしょう。
達人の治療も
覚えたてのサービスマッサージも同じなら・・・。
我々も患者さんに感じれらるように努力はしますが・・・。
最初から感じられる方の治療が、普通で当然。と思っているとついつい忘れてしまう部分でもあります。
わかる人にとっては
心身が軽くなります。
肌ツヤがよくなり。
筋肉が柔らかくなり。
修復力や回復力が良くなり。
なんだか怒らなくなる治療だったりします。
もっと言ってしまえば
血液を良い状態にする肝臓が良くなる。という事は、実は色々な疾患を改善させる可能性を秘めたものです。
基本的に、生理痛の治療や婦人科疾患なども良いでしょうし。
血液を、悪い状態から、良い状態にすると考えれば、書けばキリがないほどの利点です。
では
とある選手の名言
でも
いくらでも教えるけど
それをモノにするかどうかは本人次第だから・・・。
色々な場面で言える名言に思いました。
最後までお読み頂きありがとうございます。
では
良き
土曜日を!!