ネットとは便利では有るものの問題もあります。
例えば、以前、患者さんが「○○病で治っている人が見つからない。」「みんな悪くなる事が書いてある。」と言ってました。
ここに、問題点があります。
まず治った人は、更新をせっせとしませんので、最初のページに出てくることは無いです。
最初のページに出てくるのは、治らない人もしくは、非常につらく毎日更新している人です。
次の問題は、ビジネスページです。
自分もですが・・・
口コミサイトなる物もありますが、実際、そこに書いてもらうには、お願いしない限り難しいです。
なので、知人の話では、経営者やスタッフが自分で書いている場合も多い。
当院でも、患者さんが直接的な口コミで紹介はしてくれますが、患者さんがわざわざログインして、口コミサイトにコメントしてくれる事は、ほぼありません。
自分の知るプロ野球選手が来る様な有名な鍼灸のお師匠さんたちでさえ、コメントなどしてもらっていません。
実際の紹介は、直接的な人から人の紹介です。
次に問題なのが、治療法(腰痛や肩こり)で検索すると、ページを網羅するのは民間療法の整体、カイロです。
せっかく保険やWHOが鍼灸での効果を認めていても、国家資格の鍼灸師のホームページに出会えるのは、相当、後になります。
治療家の数、規模が違うのでしょうがない所です。
以前も書きましたが、民間資格は、簡単に資格を取れて簡単に出店できる為、星の数ほどあります。
地域比は、鍼灸院1件に対して民間の治療院が100件です。
なので、その方達が言う事が力を持ってしまいます。
しかし実際、メディカルスポーツトレーナーになるつもりで真剣に調べて見てください。
整体やカイロでスポーツトレーナーにはほぼなれません。
そういう怪しい学校は山ほど有ります。
国家資格ではないので認可も必要ないのです。
なので、沢山あります。
でも実際プロの職場に来ても医学を学んでいないのでお話になりません。
国家資格が必ず必要です。
鍼灸、マッサージ師、理学療法士、柔道整復師等が必用です。
実際の医療人より民間療法が多く出てきます。
ネットで調べる時には注意が必要です。
昔、精神性疾患の人に、絶対インターネットで調べさせるなと精神科のドクターが言っていました。
「ろくな事が書いて無なくて、治らないと思い込んだり、症状が増えたり自己暗示にかかるそうです。」
それは、上記の事と同じです。
改善した人は、もう、病名を検索はしないです。
検索して出てくるのは、山の様な治らない人達です。
信じすぎない様に、注意して下さい。
自分の文章も話半分で読んで下さい。