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小児科医に学ぶ。

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医療とは、ある意味ビジネスです。

ドクターは大きな病院を維持する為。
病院で働くスタッフの為、日々利益を出さなくてはいけない。

その為、あまり必用でない薬・検査をして利益を得ている部分もある。

しかし、小児科医の先生には比較的この傾向が少ない。

必要のないことはしない。

結果、激務の薄給となり、小児科医師不足の原因となっている。

でも、ここに本来の医師の姿が見える。

この患者さんに最善の事をする。
儲ける為にやっているのではない。

例えば、発熱。

発熱自体は悪者では無い。

原因は、菌やウィルスです。

その菌と戦う為に体が必用として熱をだしている。

しかし、一般的には、解熱剤を処方する。

体の防衛機構としては、細菌やウィルスと戦う為に、白血球の戦いやすい環境を用意することが、体温の上昇を作り上げている。

大抵の菌やウィルスを死滅させるだけの能力は人には備わっている。

この必用な状況に対して、解熱剤を投与すると言う事は、細菌やウイルスが死滅しにくい状況を作る事になる。

それでも、飲めば体は楽になる。

長い時間はかかるがこれでも菌やウィルスは死滅する。

でも、薬の副作用や免疫力や自己防衛機構を鍛えると言う小児科医は簡単には薬を出さない。

毎年、欠かさず予防接種を受ける人に限って、インフルエンザにかかる。

その背景には、自己防衛が弱くなると言うリスクがある。

「熱」それ自体は悪者ではない。
「薬」は体に良いものではない。
本来必要で発熱している物を薬で体温まで調整してしまう。必ず副作用がある物が薬です。

昔の人は知っていたこんな基本的な事を思い出してほしい。

何でも薬で操る。
大便、小便、熱、生理痛、頭痛、これで自律神経がまともな方が凄いんです。
薬に頼る人の自律神経が乱れても仕方ないんです。

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