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井上靖

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最近、部活の子と話すと口が渇くほど話してしまいます。

故障組の言う、早く治して、監督に認められたい。

今、向き合うのは、監督ではなく、自分の体。

良い結果を出すのも自分の体。

自分の出来る事、やれてますか?

自分が無能と感じて、それでも体の事をしっかり理解すれば、有能になれる。

筋肉や体力を鍛える。

大事なのは、鍛えたら、回復させる事。

回復しないほど追い込めば、疲労だらけの体になり、筋が伸びない、緩まない=故障が産まれる。

サプリメント、アミノ酸、プロティンは、勝負の時だけ使えば凄い武器になるが、常用すれば体は弱くなる。

元々、疲労や筋肉のハリは、自分の体が治す機能がある。
内臓や自律神経系のホルモンで治してくれる。

そこで、色々な物に頼れば、体はそれになれて弱くなる

そこを鍛えなくてはいけない。
自己治癒力です。
風邪は薬。栄養はサプリメント使えば使うほど弱くなります。
使うなら、食事で補うべきです。

最近メンタル系の患者さんも増えているので、補足しておけば、こう言う何でも便利で簡単、早くを体にも求め過ぎた結果、自律神経が乱れる。

自律神経が乱れるから、修復が遅れ、故障が増える。

骨折でも捻挫でも、風邪もインフルエンザも、焦らなければ自分の体が治してくれる。

自己治癒力を鍛える事が、結果として自律神経まで鍛えてくれます。

それを知れば知らない人よりも有能になれる。

イチローは、お金をかけて鍼灸師(森本先生、イチローの体調など説明している人は鍼灸師です)をアメリカに連れて行ったとしても、それに頼る前に出来る事を全部やった上で治療に来るそうです。

すぐに消えて行く選手ほど自分で自分の体を理解使用ともせず。

努力もしないで、治らないと嘆くだけだすです。

環境に順応することも大切ですが、スポーツは自分と向き合うところに真髄が有るのでは無いでしょうか?

監督に使われる様になれるレベルまで自分を高めれば良いことだと思うけど。厳しい?

でも、消えて行く選手と少しづつでも自分のレベルを高めていく人と、人生は全然違うんです。

効果も無い治療に並ぶ子もいる中で、当院に来ている事はまず立派です。

でも、上を見るなら、もっと自分の体を知っている子が同じ年代に沢山いる事を知った方が良い。

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