旅行に行くと田舎に住みたくなりませんか?
今回も思ってしまいました。
今回の宿のオーナーさんも元々は神奈川の出身でオーストラリアに10年生活。
その後、草津のペンションのオーナーになったそうです。
「良いですねー!」を連呼してました。
ゲレンデの子供広場では、地元の保育園児がソリでぶつかり合っても親は当たり前の顔。
「近所の公園では、こうはいかないよねー」なんて嫁と話してました。
小さい子を預かるお仕事(保育士さんや幼稚園の先生)の患者さん達は、ちょっとの怪我でも大変なんて話を良く聞いていたので・・・。
ここで、突然、嫁の思い付きが、炸裂!!
本気で熱く話す時があります。
そうだ、冬場は私と子供で草津に住むよ!
ゲレンデならインストラクターの仕事も出来るし!
パパは毎週、滑りに来れば良いじゃん!
子供にはきっと良い環境だよ!
良いよ!絶対!
えっ!
ドンだけー!ですよ!
前回は、海沿いに、鍼灸院まる竹分院計画でした。
ここで、いつも少し心揺さぶれる自分もいます。
が、まだまだ、借金が返し終わりません。
奨学金もまだまだ、ずーーと返さなくてはいけません。
まだまだ無理です。
それでも、実は、心の奥底で、静岡か宮城あたりで、海と山と鍼灸とで生活したいと思っています。
東洋医学で言えば、そもそも、人は自然の中で生きる事が良い事です。
高度な文明社会は、人を不自然にしてしまいます。
解剖学教授の養老猛先生は、一生に一度、数ヶ月、思いっきり電気もガスも無い生活を経験させる事で、日本人は変わり、日本は変わると言ってました。
生徒がこれに質問をぶつけます。
「何が変わるんですか?」
この質問に対する答えは、「やれば解る」「やらない人にはわからない」
自分もそう思います。
宿のオーナーさんは、日本の都心は忙しすぎて会わないと言ってました。
うーん、いかにもオージー(オオストラリア人)が言いそうな言葉です。