今回は、お恥ずかしい話です。
治るとコチラが思っていても完治にたどり着けない症例はある。
今回はそんな症例の話です。
コンパートメント症候群と戦っていた高校生。
結果的に改善のポイントは、沢山眠ってくれるようになった事。
当院の治療でも、コンパートメント症候群も2回目の治療には、もう良い感じですと言われる物もあれば、一進一退を繰り返す子もいる。
無料の専属コンデショニングトレーナーや電気治療室まであるような、ある某体育系の高校生。
当院にたどり着くまで整骨院を何件もはしごし何件か鍼灸院にもかかり、数ヶ月前当院にやってきた。
他院よりは、良い結果を提供していたつもりだが、完治にはたどりつかず。
ストレッチ、栄養学、筋肉の期始停止まで説明し、自分出来る説明をし、彼自身の努力も最大限までしてくれた。
しかし、完治にはいたらなかった。
当院での限界を感じて、彼の先輩推薦の治療院にも行き、ここでも一過性の改善を得るが根本的な治癒にはいたらなかった。
ここで、根本的に自己治癒力を理解していなそうな彼に自律神経の説明をはじめた。
筋肉を治す為には眠ることは必要不可欠。
しばらく、治療期間があき。
同校の別の選手の治療中に彼は今走り始めていることを聞く。
治療家として、何で良くなったか聞きたく、その場に来ていた別の選手に電話でも良いのでなぜ改善したか教えてほしいと伝えた。
その数日後、彼が来院して言った事は、眠るようにしたら、徐々に体が柔らかくなっていったとの事。
その他に、走り方やキネシオテープなど話していました。
でも、本人も多く寝るたびに筋肉の変化を感じれたほどだったそうです。
「眠りに勝る治療なし」
ある先生の金言格言です。