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治療無しのフルトーク。

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今日は治療もしないで、運動の説明で終わった患者さんがいました。

本人同意の下です。

足の痛み。他の患者さんにも何人かおられるので、今回書いておきます。

足のシビレ、足底筋膜炎、アキレス腱炎など病院で診断をされる方は意外と腰の張り、臀部の張り、ハムストリングスの張りヘルニア等が結果的に足の症状を生む事が有ります。

もちろん全てではありませんが・・・。

意外と多いです。

今日は、良くなっていた患者さんが、悪くなっていたので、自分で行っている運動を聞き、問題点を変える話をしました。

結果的に言えば、太ももを鍛える事に一生懸命になり、その増えた筋肉のストレッチが追いついていない事が原因でした。

この患者さんに書くつもりで書くので、理解できない人は後日質問してください。

まず本日も行った用に、ストレッチをする事で足の症状が軽減した事もう一度思い出して下さい。

そして、筋トレが本当に原因?と思うなら、ヒンズースクワット出来るだけ行ってストレッチもしないで休んでください。

翌日までには結果が出ると思います。

ストレッチをしながら、筋肉の質を良くする方法が、初動負荷であり、ヨガであり、動的なストレッチです。

行っているつもりが無いようでしたが、筋トレの種類として、空気イスの様な物を多く取り入れています。

その筋トレに対してストレッチも少なすぎます。

筋トレ1に対して、ストレッチ2ぐらいで良いと思います。

可動がせまい状態で筋肉をつけてしまうと、その筋を固める事になり正常可動域に戻す事が大変になります。

可動域が正常可動域になってから筋を増やす方が大事です。

今回、自分と患者さんの話が難しくややこしい感じになってしまいましたが、横で聞いていた奥様が完璧な正解を言ってくれました。

歩いて痛くなったら、痛みを取るようにストレッチすれば良いんでしょ?

それで又歩くの繰り返しと言う事でしょ?

まさに、そういう事です!!

なんだか的のずれた話を一生懸命していた事に気がつきました。

※この患者さんは足が痛い為ほとんど歩けない状態で色々な大学病院を回られ、まる竹に来院され、キロ?ぐらい歩けるようになっていたのですが、最近ぶり返してました。

話を戻して言えば、もう筋トレそれ自体はそんなに必用では無く。

歩いて痛くなったら、痛くなくなるまでストレッチを行い又歩く。

これが出来る様になれば、治療回数は減り、自己管理できればまる竹、卒業な訳です。

関節や筋の使用頻度が高いアスリートは一つや二つこう言うものを持っていると思います。

伸ばさないと痛む様な場所。

それを上手く飼い殺すのも技術の一つと思います。

毎日の努力、精神面の強さ、自分も仕事がら厳しく言いますが、こんな若造の意見も聞き、凄く強く優れた方だとは思っています。

ただ、筋肉を鍛える事よりも、痛み無く歩ける努力はストレッチをいかに効率良くするかという点です。

その精神面の強さで、焦らず、ゆっくり、優しく、気持ちよく、伸ばし続ければ結果は伴います。
※怖いのは、息を止めて必死に伸ばせば筋肉に無理がかかるのでそれが少し心配です。
あくまでも、副交感神経優位、リラックスでお願いします。
息を止めると言う事は交感神経で筋肉を硬くします。

今日気になった点です。

うつ伏せで、殿筋、ハムストリングス、を鍛えるならそれと同等の時間以上にストレッチに時間をかけるか、それが出来ないなら中止する方がオススメです。

腹筋も同様で、今日説明した腹筋のストレッチが上手く行えないのなら中止する方が良いです。
※普通、腹筋鍛えちゃいけないなんて言わないと、良く言われますが、自分の勉強した世界では良く聞く話です。かなり高い確率で背筋より腹筋を鍛えている人が多く、治るまでそれを中止させる事で改善率も上がります。
肩や手の痛みの頚椎ヘルニアは得に多いです。

一番の問題は、ストレッチの時間が、筋トレに対してあまりにも短いです。

同等時間、もしく、それ以上、気持ちいいストレッチに時間をかけてください。

そして奥様が言っていた様に、まずは歩いて色々な場所に行く事が先決です。

その為に、難しい足りない筋をつけて行くよりも単純に歩く事で補助筋は勝手に増えます。

大学教授やインターネット、一般常識とは違う事を自分が言っているとは思います。

でも、結果は出ていると思います。

良く不思議だねーと言われますが、不思議じゃ有りません。

ちゃんと自分の理論どうりです。

次回を楽しみにしています。

大変恐縮ですが、また、よろしくお願いします。

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