自分は１０代から２０代前半まで、全力でスノーボードをしてきました。
スキー場では、朝６時から夜の１１時まで洗い場の仕事をしました。
他にも、バーテンダーや米焚き係などなど色々しました。
スキー場のホテルでは、朝と夜の間の中抜け休憩が５～６時間有ります。
毎日仕事もスノーボードも休まず全力で滑りました。
関東近郊の雪が減れば、北海道に移住。
北海道が無くなれば、山形の月山に移動して、夏場はニュージーランドに渡る為に、１ヶ月で５０万円貯まるバイトもしました。
こういう生活で学んだ事が有ります。
努力です。
１０代や２０代で普通に大学に行っている友達には遊んでいるようでうらやましがられましたが、意外と楽では有りません。
こんな生活、親が応援してくれる訳でも無く。
スノーボード用品代、渡航費全て自分でまかないながらの生活です。
仲間には親が応援してくれている子もいましたが・・・。
全てが自己責任で、全てが自力でした。
結果、負け犬でしたが・・・。
多くを得たつもりでいます。
夢や志をもって実際に行動したことのある人には理解頂けると思いますが、普通の暮らしがとても楽そうに見える時も多々有る。
好きな事を続ける事は、それだけのリスクや苦労も伴う。
それでも、好きな事があり、続ける事が出来た20代前半はとても有意義に思います。
40代でも50代でも自分の好きな事を思いっきりやっている人は凄いと思います。
そして、鍼灸学生時代にこの思いっきり生きた頃の気持ちがとても役にたった。
全力で全てに取り組んでいた事があるから、怠けそうな時。
そんな気持ちで、100分の1にはなれない。