患者さんに毎回、「変化有りましたか?」「調子はどうですか?」と聞きます。
「変化しました!」聞くととてもうれしい瞬間です。
先日も、睡眠障害に悩む学生さんの治療、前々回まで、「んー?あんまりー」と言う返事を聞いていたのですが、今回「変わりました」と言ってもらい少し安心しました。
今まで、夜していた。光物、ゲームやアイポットなどを夜は取り上げて、朝に渡せば良いんじゃないでしょうか?と言う話を実行してくれたらしく、朝の4時おきでそれをしているそうです。
夜も眠れる感じらしいです。
今回は、数回でこの変化を作ったのは、本人の努力はもちろんですが、お母さんの役割も大きかったです。
こう言った西洋医学で原因不明となるとどうしても病院側はお薬を増やす傾向に有ります。
その為、東洋医学ではある程度体質的な原因を考える事が出来るので漢方をすすめたところ即行動に移されました。
一般常識では、病院が安心で、お医者さんの言う事はとても力の有る言葉になりますが、西洋医学では、コリや冷えを病因とは考えません。
自分からするとココが大きい差です。
コリや冷えを治さないで、症状だけ消しても、臭い元に消臭スプレーをかけているに過ぎません。
今回は、お母さんの機転がキーになりました。
病院はこう言っている。
お医者さんはこう言っている。
こう言う時、自分は毎度の様に言います。
その病院と医者さんは、症状を良くしてくれたんでしょうか?
改善しているなら薬は減って行くはずですが、増えてませんか?
良く出来てないなら、その考えは間違っていますよね?
怒る人も多いですが、今回はお母さんが寛容でした。
本当に良かったです。
こう言う記事を書くと睡眠障害の方からお問い合わせを頂くのですが、睡眠導入剤、向精神薬など年単位で使われてこられた方は、簡単では有りません。
長いお付き合いが必用です。
お金もかかります。
自分は厳しいです。
確率もとても低いです。
それでもと思えれば、東洋医学で変えてみては如何でしょうか?