いよいよ、4月1日金曜日から、早朝治療をはじめます。
計画から早2年。
長い道のりでした。
意気込んでいる物の、常識的には、まだまだ、どうなるか読めません。
今日は、なぜ早朝が良いのか?を書いていこうと思います。
シンプルに言ってしまえば、人間は動物で、昼間に行動して、夜に睡眠を取ることで、通常の能力が発揮できる状態になりますので当たり前と言えば当たり前なのです。
しかし、原発が世に広まってから、24時間経営がはじまり、それに伴い、日本人は夜型になりました。
この時期から、増え続けたのがメンタル系の疾患です。
うつ、自律神経失調症などなど色々な病名のメンタル系疾患が増えましたし、患者さんも増えました。
この方達の初期の訴えが不眠などです。
しかし、問診など掘り下げると、朝が遅い、運動をしていないとシンプルな原因で体調を崩している方も沢山います。
自律神経失調症の患者さんは、早朝起床、早朝散歩でかなり改善される方が大半です。
しかし、8割の方が朝起きる事が出来ません。
こう言う話は深い話なので後日話します。
他に増えたものと言えば、故障の若年化。
故障を修復すべき時間に起きていて、最悪、鍛えたりしている訳ですから、修復力も遅く、故障する率も高いです。
当院でも、何処に行ってもダメで来る様な子。
それなりの有名高校の有名な部活の子。
それなりに有名な治療家でもダメで、当院に来院。
話をしてみると、睡眠時間が少なく夜型。
その子にアドバイスをしたことは、夜9時までに寝て8時間以上寝てみたらと言いました。
半年間色々な治療院を回って治らなかった物は、二度と出なくなりました。
自分も最初は、鍼を刺して改善させる程度だったのですが、結局、睡眠の時間帯と睡眠量を増やした事で治りました。
今時の部活の子は2時間かけて、学校に行く子も少なく有りません。
この子達に、いつも言う事は
①夜の10時からホルモンのゴールデンタイムで成長ホルモンが大量に分泌されて、体が良い状態になる。故障も早く改善する。
②体は横たわった時点で、修復を始めると思った方が良い。
座った状態での、修復は微々たる修復で、布団やベットに寝る事が圧倒的に修復される。
③サラリーマンでも、プロのスポーツマンでも、教授など頭の良い人達でも、体に敏感な人達は朝の能力の高さを常識的に知っている。
後は、自分にとって、人生構築の基本が体という事を理解して、朝と夜の体の状態を経験する事です。
例えば、夜勤など、本来寝るべき時間に起きていた体は昼に、いくら寝ても、夜に寝ていた状態ほど修復は出来ません。
何日も疲労を引きずる。
まずは、早朝治療の前説明の基本。
早起きの良さでした。