先日、患者さんから、ご質問が有りましたので、調べてみました。
都合よく、鍼灸治療で子宮がんからのリンパ性浮腫への治療内容が有りましたので幾つか抜粋させて頂きます。
もともと、中国の医師ではないかな?と思う方なので、恐らくイメージとして保健医療の様な感覚です。
中国は、病院によっては、鍼灸マッサージも、気功までも、病院に入ってます。
ので、かなりの治療回数と毎日と言うくらいの治療頻度かもしれませんが、ご参考までに・・・。
※達人の先生達は、比較的、治す為に、明日も来るようにと意外と軽く言います・・・。
280人中。
完治160人
有効率75%
その割りに、患者さんの回答が1枚なのがなんとも微妙ですが・・・。
こう言う統計を書かれています。
で患者さんの声的な内容が以下の物です。
1年前に子宮癌の手術後、左足が右足の1.5倍の太さほどになってしまいました。
さらに今年に入って、健常であった右足も浮腫みと痛みが出てきました。
リンパ浮腫と診断され、特殊なストッキングを付けましたが、浮腫みはなかなか減りませんでした。
鍼灸治療開始から第6回で、左太ももの張りが取れて、触ると柔らかくなってきました。
鍼灸治療第9回目から左太ももは一層柔らか味を増し、本来の組織の弾力を回復し始めました。足首より先も腫れが心持ち減ってきました。
右足も浮腫が減ってきました。
鍼灸治療第18回目から左足先の浮腫みが顕著に取れてきました。
膝より上の部分も一層柔らか味が出てきました。
鍼灸治療29回ほどで両足の浮腫が殆ど引きまして、元の形になってきました。
その後も暫く鍼灸治療を続け、むくみが完全に消えました。
しかもリンパ浮腫も子宮癌も再発無く、すっかり元気になりました。
と言う事らしいです。
自分の経験上。
子宮がん後のリンパ浮腫への直接の治療経験は有りませんが、ある鍼灸院で、見させて頂いた事は有ります。
鍼灸で静脈瘤、浮腫は、有る程度の通院で、通常軽減はします。
鍼灸師的に考えれば、鍼で血液を集め、お灸で温め、柔らかくして、流れの悪い場所の流れを良くする。
そんなシンプルな事で軽くなると言う考えです。
よくよくご理解していただいていると思いますが、人体は自然界の森の様な物です。
雨、川、森の様な物です。
リンパ管は川です。
リンパが上手く機能しないのが、ある川が塞がったと言う事です。
リンパ節はダムの様な物です。
ストッキングで圧迫すると言う事は、雨を増すのでしょうか?減らすのでしょうか?
組織、血管を圧迫する訳なので減りますよね?
そうする事で、むくみの原因となる水分を足に来ない様にさせているんですよね?
と言う事は、そのこに咲く、花や木々に新しい水が来る事が難しいと言う事です。
細胞のような花や木々は、枯れてかたくなります。
鍼灸の場合、まずその川の流れを止めている所を改善させ。
他の小さな小川にも働きかけると言う考えです。
そうする事で、花や木々、川、自然界のバランスは保たれます。
自分は静脈瘤でも、膝に水が溜まっている人でも、そう考えて、治療してますし、それらの効果は感じています。
ご参考までに・・・。