またお気に入りのプロサーファーさんのブログで感動しました。
海外へのサーフィントリップで悔いが残らないように痛み止めを飲んだそうです。
そこからの話が治療家からするとさすがプロ選手と思いました。
改めて感じた痛み止めの恐さ。
初めのうちは、痛みをほとんど感じないでサーフィンできたのですが、治っているわけではないので、その部分に負担がかかってそうで、なんだか複雑な感じでした。
その後、マリファナなドラッグにも触れてました。
自分からすると行き過ぎたお酒も同じなのですが、翌日に残るようでは神経に与える影響は大きい。
神経は研ぎ澄ませて、まともな感覚で自分と向き合う事が大事なのは言うまでも有りません。
さすがプロです。
痛くなければ治った。
それも、間違いでは無いのかもしれませんが、色々な人を目にします。
頚椎の神経ブロックを注射して治ったんだけど、腕が痛くて仕方無い。
見れば、肩が外れている。
他にも、腰の骨が折れていた事に気がつかない。
なんで?気がつかないの?と思いますけど、それも、痛くなければ治ったと言うこの方の考え方なんです。
しかも、神経線維がまともでは無くなっているので、元に戻る確率は相当低い。
0ではないが、かなり低い上に、時間をかける必要が有る。
でも、鍼灸を知らないと、普通、病院へとすぐに行くタイプの方は、即効性の無い物は効かない。もっと強い薬と、あっという間に強い薬に手を出し、注射を打ち、手術までしてしまう。
結果、根治される方はハッピーですが、改善されなかった方は地獄の様な思いになると思います。
鍼灸師をしているとそういう方との出会いは多いです。
手術をして、治ったのに、また同じ様に痛むようになってきた。
注射はもう打てないと言われて後は手術しかない。
手術は出来るだけしたくは無いので、鍼灸は・・・どうかと思ってと・・・。
いつもの様に、出会うのがもう少し早ければ、良かったのに・・・。
改善しない訳では無いけど、改善率も、良くなるレベルも、色々される前の方よりもとても難しくなります。
手術や注射、成功率やどう改善されるか?
スポーツ選手なら100%のパフォーマンスに戻るのか?
よくよく考えられる方がオススメです。
その入り口が、痛み止めです。
痛み止めで根治する物も有ります。
でも、多くの物が対処療法な気がします。
よくよく、ご検討下さい。
鍼は筋を緩めますが、全てやりつくした後に来られても、倍以上やろうとも、8割改善で止まる事が多く。
薬も飲まない人だと一回で改善できる事も有ります。
この差は大きい。
鍼灸が合わないと言う方の多くは、そういう方が多い現実が有ります。
よくよくご検討下さい。
スポーツ選手で、長く競技をしたい、自分をもっと成長させたいと思ってるのなら、痛み止めも、よくよく理解されて使う事です。