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世界一を10年。

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今日は昨日のビジーモードから、まったりモードになりましたので、凄い方をご紹介します。

玉に出しますが、この方、ケリースレーターと申しまして、サーフィンで世界1位の座を10年キープしています。

この方のインタビューを読んでいると、東洋医学の思想が多く含まれています。

現代のトレーニングの基本は、西洋医学の運動生理学に基づく物がベースとなるのが常識?ですかね?

でも、現代の運動生理学の奇抜な物は、伝統的な東洋医学をアレンジした物も多く存在します。

ゆらゆら運動。
数十秒脱力運動系をする事で、ピッチャーの球速やゴルフでの飛距離が伸びるなどが有ります。

初動負荷。
可動していない、眠っている可動域や筋を動作させる事でパフォーマンスを高める運動。

ピラティス。
も元をたどれば、ルーツはヨガです。
ちなみに、気功も、ヨガを中国でアレンジされた物と言う説があります。

で、自分達まじめな日本人はデーターベースが無くては信用しませんし、戦後、西洋に憧れ、日本や東洋文化を伝承する心を失ってきました。

でも、逆に海外の西洋では、自分が感じた良い物は良い。
と言うスタイルが元々強いですから、多くのサーファーでも、東洋医学的思想を持つ方は多いです。

で、最近、週に4回以上はテニスをされている方と栄養学の話しになりましたので、その話の中で出した話です。

この、ケリースレーター。

粗食です。

現代人は食べすぎ、食べ過ぎる事でエネルギーをロスする事になる。とコメントしてます。

毎日欠かさず。
マルチビタミンやアミノ酸、サプリメントを飲んでいる方には驚きの発言ですかね?

次に、腰、足、つま先。

どんな競技も、この位置が上手く行かなければ上手くいかない。

と言う事もコメントされてます。

この事を(基本)を忘れ、筋トレばかりするから、ポジションまでバラバラになります。
なので、何処かが痛い状態で、自分の軽い状態の上を行く事は無い事を冷静に自己分析してほしいんですね。
違和感で休む選手が居るのですが、コレは、選手生命の長いプロ選手に多い事は言うまでもありません。
プロ野球の選手生命の平均が2年から3年。
当院でも、相当レベルが高い方ほど、それは当たり前として理解しています。
自分を磨くには、壊れた自分より、壊れてない自分の方がパフォーマンスが高い事は当たり前です。
エフ1の選手も良く言いますが、早い選手ほど恐怖心が強い。
経験を積めば、強くなれますが、慌てるから消えて行く。

次に行き過ぎたエクササイズは無駄になる。コメントしてます。

コレも、当たり前の様で、闘争本能むき出しの方には、難しいのですけど、自分が良く言う、加圧トレーニングは危険。指圧のやりすぎは危険。電気のかけ過ぎは危険。
と言う話も、同じです。

度を越しやすいから危険と言う事を、電気治療気を毎日かける事が当たり前と思っている方。
加圧と言う自重以上に不可をかけ、簡単に筋量を増やす事に夢中になり可動域を失っている方。
指圧で筋肉をちょいちょい潰す事になっている事に気がついていない方に向けた極論です。

適度なら、どれも、問題有りません。

で、最後に、このケリーがもっともトレーニングで大切にしている事。

良い食べ方をする事。

良い睡眠を取る事。と言う事です。

極めると自分もそうなると思うんです。

食べる事も寝る事もトレーニングなんですね。

これは、別物と考える人の割合が多いから、学生選手から睡眠を奪う環境が多い。

一番最初はトレーニング方法の色々。
ストレッチの色々、栄養学の色々。

そんな基本を知り。

勉強すればするほど、真逆の理論も多く有ります。

其処から、更に上の事を考えると生理学にたどり着きます。

生理学にたどり着けば、一般常識では今一納得できない事も増えると思います。

生理学を知った、知ってる方は次の事を考えてみてください。

現代の運動生理学の基本は水分補給はマメに行います。

健康な若者を集め、自衛隊の訓練の様に、すいとうに入った500ミリ程度の水で、一日何十キロも訓練させられた時。

電解質の一杯入った水分補給が日常的なトップアスリートと一般的な自衛官。

どちらが先に倒れると思いますか?

運動量は同等。

水分摂取量も同等。

どちらが先にばてると思いますか?

もちろん、死者がでるかもしれない危険な題材ですのでマネはしないで下さい。

では、テーマを食事に変えます。

少ない食料で、運動できるのは、少ない食事になれている方でしょうか?

それとも、毎日、栄養バランスの取れた食事をしっかり取っている方でしょうか?

答えは有りません。

誰も実験してないと思います。

でも、想像できるかと思います。

プロテインもサプリメントも同じです。

それを使う事で体のパフォーマンスは上がると思います。

ただ、体の機能は弱くなる見込みがあると自分は思うんです。

これもバランスです。

選手の方や学生には最近こう言ってます。

本当に大事な試合前に使えば武器になる。

毎日飲めば、人体は退化する。

サプリメントもプロティンもアミノ酸もビジネスです。

マメに飲むように書いて有ります。

しかも、飲むだけと言うとても便利な物です。

自分も昔、あるアミノ酸を良く飲んでましたし、プロティンも使ってました。

その、アミノ酸を使った事がある方とは、凄いっですよねー!と大抵話は盛上がりますが、自分も患者さんも今は使っていません。

あんなに便利な物は、それ相応のリスクがあるからです。

で、ランナーさんは、知識人が多いのでこんな方もいました。

数日前から糖質絶ちをして、試合直前に糖質を大量に取る。

肉体への糖質の吸収量を高める為です。

生半可な知識では逆効果なので、これを見ただけでマネはしないで下さい。

後は、ヨガの先生や気功の先生が良くやっているのが半断食。

これも、内臓を一回空っぽにする事で、内臓に色々良い事が起きます。

これも、極論です。

人体は、無ければ、無いなりに、体で何とかする能力が備わっています。

与えれば、与えた分、
なんとかする能力は低下します。

最後に、ケリーは飲めない訳ではないのですが、お酒を年単位で飲まないです。

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