今日は筋肉の特徴を書いていこうと思います。
これは、あくまでも、自分の経験知識を踏まえての意見なので一意見として読んでください。
一般常識のレベルからは大きく外れる事も言うと思います。
まずは、北島康介選手の体を見てみます。
良く言われるのは、スイマー筋は、陸上で競技をする方とは異なる進化を遂げます。
脂質を体に蓄える様になります。
体温の為、浮力の為などと言われています。
筋肉は、組織の中でも重いので、体脂肪が低すぎると、体が浮きにくくなってしまいます。
で、無酸素状態に近い状態で泳ぎ続けるので、それに適した筋量のバランスになります。
で、デメリットが陸上では秀でられる筋の質では有りません。
走らせてもボチボチ、球技もボチボチと言う感じです。
なので、玉に陸上部系が泳ぐと体脂肪が低すぎるので、進まないで沈んでいきます。
次にビルダーさん。
実は、この方はすでに亡くなられていますが、ビルダー界では知らない人は居ないほどの方です。
肝機能の疾患で亡くなられています。
ビルダーさんも少し前まで色々なプロテインやサプリを多用する事により、多くの方が肝機能障害で現在苦しんでいます。
で、ココまで筋を肥大させて、何かに秀でるとすれば、やはり、重いものを持つと言う点です。
残念ですが、それ以上あまり良い点は有りません。
また、競技により全然異なりますが、筋肉をパーツごとに鍛え上げ、仮面ライダーの様になります。
もちろん、体脂肪は低いので、水泳には向きませんし、単関節(開きドアの開け閉めの様な関節)だけを集中して鍛えた選手が失う物は、回旋、螺旋という筋のしなやかさです。
で、多くのアスリートがその先を目指し、色々な方向性にチャレンジしていきます。
筋を肥大させるプロが多い中、現在では、パンプアップ(筋肥大)が原因で選手生命が終わる人が多い事にも気が付くべき時代です。
で、この為末選手は断食開けの状態です。
ココに何を見出そうというのか?それはやろうとした人にしか解りません。
で、駅伝部や長距離選手。
まー、この方達が一番、運動生理学を理解されている方が早くなると思うのですが、筋肉の特徴としては、疲労に耐えるべく、硬さを持っています。
いらない物は削り落とされた、無駄の無い筋肉。
自分は良く、車に例えるのですが、先ほどの、ビルダーさんが、何処までデカイ、エンジンを乗用車に載せるかを考えているようなアメ車。
で、長距離選手は、完全に目指せハイブリットカーですね。
できるだけぎりぎりの燃料を積め、出来る限りの走行スピードで、長距離を走るかです。
長距離選手のデメリットの特徴の一つ。
体の体温を下げる能力が高いので、仕事一辺倒になると冷え性になります。
こちらは清原選手。
プロ野球の基本はやはり筋肥大の傾向が強いです。
ちなみに、清原選手のトレーナーは有名な方ですが、キックのマサト選手も、このトレーナー指導以降引退しました。
このトレーナーさんも、その後悪評を極めましたが、実際の所、解りません。
選手自体が限界でトレーナーを変えたのか、トレーナーのせいで、選手がダメになったのか?
難しい問題です。
最後に山本キッド選手の背筋で締めくくります。
どうしても、前ばかりが気になるのが、普通ですが、実は、強い選手の背筋は凄いんです。
キッド選手も、初期の頃、もっと滑らかに見えていた筋肉も、近年、カットが増えて来たように感じていました。
滑らかな筋はカットが少ないです。
割れてません。
割れている筋は、可動域が狭い証でも有ります。
でも、若い良質な状態では例外は有ります。
各競技者が、各競技に適したトレーニングをします。
皆さん間違わないようにして下さい。
見せる筋肉を増やしても、パフォーマンスは上がるとは限りません。
筋を肥大させた選手は上手く行かない、消えて行く。そんなまことしやかな、ジンクスも有ります。
後、アメリカ帰りのトレーナーさんが言う事は、日本の学生はみんな同じトレーニングをしている事が可愛そう。
各競技、同じ競技でもポジション別に、トレーニングを行うのがアメリカスタイルらしいです。
欠点を補うのではなく、長所を伸ばす。
自分の得意な所で、勝負させる。
今日のアドバイス。
腹筋、背筋、体幹の筋量を増やし、体幹は収縮されていきます。
で、
皆さんは、どれだけ、体幹を伸ばすトレーニングをされていますか?
小さい頃、身体測定で身長を測られるとき、背を数ミリは伸ばせたはずですが、今は、いかがでしょうか?
他の関節も、そうですが、収縮させて筋を鍛えていると思いますが、筋
肉は伸びます。
関節を伸ばして、背伸びが出来ます。
それを、やってみるだけで少しは差が付くのではないのでしょうか?