昨日は鍼灸師として、はじめて鍼を受ける人のそれぞれが見えました。
皆さん一回で根治を求めて来られた方はまずは多かったです。
そこでの会話をこれから来る方も参考にして頂ければと思います。
症例1
野球肩、佐々木先生に全身治療を任せ、最後に自分が見ますと言う事で、佐々木先生は肩を集中的に治療する訳でもなく全身調整をして、自分にバトンタッチ。
どうでしょうか?
まだ痛いです。
何処で痛みますか?
投げる動作を何回かしながら、あれ?あれ?と痛みが解らない様子。
で、ボールを持たせて、もう一度、投球動作で、あれ?あれ?
あぁっ!
ココです!
カルテを見れば投げれないと書いて有ります。
皆さん、何処でジャッチされるか解りませんが、故障の尽きない、一生付き合う様な故障の選手の治療の良し悪しを見分けるのにオススメなのは、どれほど良くなっているかです。
そして、鍼とマッサージ等の手技との違いに、手技はその場での結果が一番良い状態ですが、後で更に改善していくのが鍼灸です。
一度鍼を入れた部位は血流が促がされます。
それが、人によって、時間をかけて修復します。
もう少し様子を見て頂けると良いとおもいます。
あと、改善率を見ないと、治癒に、いたりません。
どの治療が一番改善していくのか?と言う点です。
シンプルに言えば、マッサージはその場しのぎな場合が多く。
鍼灸は治癒に向かって進みます。
その違いが解れば、治癒したり、鍼灸を武器として使う事が出来ます。
後、鍼灸には流派が有ります。
佐々木先生が得意なのは、東洋医学の漢方の様な緩やかな治療法です。
劇的改善が少ないですが、今回の様に体調不良がそもそもの原因であれば効果を示す事があります。
中学生のオスグットなどを初めて治療する時は、痛みが少なく済むように、最初は軽めに刺します。
最初に体を畑の様にたがやしておくと、次の鍼灸はそれ程痛みません。
回数をいただければ、強い刺激を耐えて、治療する必要はなくなります。
経済的な問題なので、無理強いはしませんが、整骨院と両方働いて見るとよく見える景色が安物買いの銭失いです。
鍼灸院では改善が進み治癒が見込める疾患でも、整骨院では、治癒をしないで、毎週軽くしてもらう程度を、延々と繰り返す人達です。
鍼灸は高い。
でも、少しづつ払って、気にならない金額の半年分で、鍼灸でもう治ってる人も居るよなーと客観的に見えます。
ただ、もう性分ですし、どちらを選ぶのも自由です。
そして、色々な意味で豊かな人生を送るのに、皆さん忘れがちで、思い出して欲しいのが、体で有り、体調なんです。
豊かさの土台は体調です。
その場しのぎの人生よりは豊かになれるかもです!