先日は、ソコソコのサイズの良い波で頑張ってパドルしまくったので、腕に乳酸溜まってました。
通常の栄養学的な話なら、クエン酸、プロテイン、アミノ酸のBCAA、ビタミン剤突っ込めば、楽々疲労快復出来ます。
ストレッチもせずに筋肉痛を無くせるかもしれません。
実は、昔は、ぜーんぶ、自分も使ってました。
今でも、使いたくなります。
もしかして、大会や、大事なイベントでも有れば使うかもしれません。
それでも使わないでやる方が良いと思いながらも、手を出す感じだと思います。
では、自然な快復力の高め方。
どれも、これも当たり前の事です。
が、最近では、忘れてる人や知らない人もいるかもしれません。
まず、乳酸を残したくなければ、当たり前ですが、終了後、ストレッチを入念にする事です。
特に使い込んだ部位、自分で故障しやすい、伸びない。
と思う部位は特に重要です。
次に体温を下げない事です。
故障炎症部位以外の体温は高い状態の方が、血流を促し、疲労快復を少しは高めます。
実験したい方は、片足だけ冷やしておけば、左右の快復の違いを感じられるかもしれません。
ようは、風呂につかった方が、疲れがとれ、治癒しやすく、故障しにくいのと、同じ。
次に、質の良い、仮眠を取る事。
寝れない方は、横になってできるだけリラックス。
それが、出来なければ身体を横にする事でも、良いです。
今時の子は部活の為に、遠方の学校に進学、電車で寝てます!
と言いますが、それが、故障の原因。
身体の修復力は、横になった方が圧倒的です。
当たり前のことなんですけどね…。
ここまで出来たら最後に食べ物の話にします。
ここでは、白人黒人の為に作られた栄養学を主体には置きません。
何故なら皆さんの内臓は白人黒人とは異なります。
大腸は長く、肝機能は白人の方が高いからです。
日本は何でもアメリカを最先端と思い、アメリカの真似をしますが、其処に落とし穴もあるので、自分の意見とご本人の知識を合わせてご検討利用して下さい。
まずは梅干やレモン、酢の物、これが疲労回復系。
血液の潤滑油としてビタミン系を取る為に野菜。
体温の上昇の促がす根物野菜、大根、しょうがなど
筋量を増やしたければ、マグロ、ささみ、豆腐。
自分の経験上、素材として最高に柔らかい筋肉を製造する食材は、大豆です。
納豆、豆腐などなど、動物性たんぱく質よりも柔らかい筋肉になります。
反面、肉食系の人は、早く筋が出来ますが、故障にもなりやすです。
後、糖分をせっせと取ろうとする人がいますが、日本人は先祖代々、そんなに砂糖があふれていた国では有りませんので、特に糖分でやられます。
最低限取り、それで体を作る事が長々使える体を作る秘訣です。
そもそも、糖質は色々なところへ含まれています。
お米もしかりですね・・・。
ちなみに、糖分は、すぐにエネルギー変換される優れものの様に捕らえている方も多いと思います。
バナナ、砂糖、チョコレート、コーヒー、自分は良くこれらを南の食材と言います。
元来、日本の風土環境では食べる事が出来ない物です。
これは、南の国の人達にとってとても良い食材です。
しかし、北に持って来る事で、実は意外とマイナスな事が起きます。
その一つが低体温です。
甘い物が好き、コーヒーが好き、果物が好き、こんな方が長年かけて作り上げる体質が冷え性です。
なので、冷え性の人に、北で取れるてんさい糖を進めるんです。
栄養学も欧米ベースの物が国家で認めるレベルですが、その国家レベルで怪しい物も有りますのでご参考までに・・・。
最終仕上げが、風呂と睡眠です。
風呂は温度も気にせず、追い炊きで熱々になるまで入って下さい。
低温の半身浴をされている方もいますが、肩コリと冷え性の原因になりますので、肩までどっぷり熱い湯につかって下さい。
半身浴が良いのは、心臓疾患の方や老人の方などです。
むしろ、湯治場に行けば、老人でも熱々のお湯で体の修復を促がします。
一時、パンツ一丁で、いられるぐらい深層まで温める事がオススメです。
で、冷えが進む前に、布団へ直行します。
一番良いのは早寝早起きです。
で、遅くても、10時には布団に入って横になる事です。
出来れば、10時に睡眠状態が良いです。
これで、深夜2時まで成長ホルモンが修復を促がしてくれます。
筋の修復から、美肌まで、自然で促がす方法の一番大切なポイントです。
で、中学、高校生当たりは、成長期なので、理想は8時間前後です。
更に、眠たいようで有れば、それは、体が必要なのか?いやただ怠けてるのか?考えて頂いた方が良いとおもいます。
当院の患者さんで、成績優秀で、運動も出来る子が故障で来た事が有りましたが、サボり上手でした。
結果、すぐに治りました。
これも、治療者側からすると、センスであり、技術、彼の処世術なんだなーと感心しました。
そんなこんな生活が自然修復を高める方法です。
ここに、皆さんの出来ない理由が出てくると思います。
後は、やる人やらない人と言う事です。
早い簡単便利になれた人は無理に等しいです。
でも、やれてる人間からすると、言い訳に等しいです。
後、学生主体で書いてましたので、忘れてましたが、疲労感が強い時ほど、お酒を飲むと、修復は残念なほどされません。
疲労物質の回収よりもアルコール毒素系の回収を体は優先させる事が基本です。
なので、お父さんの趣味の、ゴルフ、草野球など、故障され来院され、飲む為にやってるようなもんだ!なんていわれる方の筋肉は可動域が無くカチコチです。
と言う事で、早く治したければ、断酒を進めます。
最後にちょっとマニアックなヒント。
足に静脈が浮いてる人を見つけて下さい。
静脈は体内の血液の様子を見るのに良いポイントです。
この方達がなぜ足の静脈が浮くのか?
幾つかの理由が有りますので、問診でもしてみてください。
甘い物が好きで、一日、飴、ガム、チョコやら何かしら毎日取ってるかもしれません。
パンやパスタなど洋食中心で油が多い。
お酒や薬など毒素系が多い。
睡眠が5時間以下である。
最後に自慢話です。
5年ぐらい前に富士山に登った事が有ります。
なんのトレーニングもしないで、行ったので、山を降りた頃は足が棒の様でした。
でも、ストレッチを4
0分と上記の内容を心がけ、筋肉痛は0でした。
中々日常的に行う事は難しいですが、やる時やると思う方はご参考までに・・・。
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