今日は学生君とマニアックなトークに花が咲きました。
題材は、初動負荷。
初動負荷の門は固く閉ざされています。
治療家、トレーナーは入門をエスケープされる話は多いです。
理由は、なんちゃって初動負荷が多い為らしいです。
た・し・か・に、あちこちに、????これは?初動負荷のまがい物。と言う場所はチラホラ有ります。
で、私も、2冊の本で知りえた範疇で、恐らく論を繰り広げていますが、初動負荷と直接的な繋がりの有る方、申し訳有りません。
自分の意見を書かせて頂きます。
この理論を理解する上で、神経線維を若干理解する必要が有ります。
一つ、一つ、深い意味を持ちますが、今回はざっくり、私なりに説明させて頂きます。
1a線維
1b線維
α線維
様は、状態を認識して、脳に送り、それに伴う指示を、筋腱に送る線維達です。
皆さんは、立ったり、歩いたり、はたまた、マウスをいじってる人も居ると思います。
その行動、自分の意識とは無関係に起きてる作用が有るんですね。
例えば、右足でまえげりします。
シンプルに前の膝を伸ばしたと言う事は、膝の裏、ハムストはゆるみます。
更に、足を前に送る為、大腰筋は体幹に太ももを引き寄せています。
その太ももを引き寄せる筋肉が背骨や股関節から出ていれば、その筋が作用しやすい様に、腹筋や体幹の筋肉も、固まります。
右足のけりを前に送るので有れば、右肩は後方に下がります。
さて、右足を出す為、左足は姿勢保持、腰や肩、姿勢は無意識にバランスを取ります。
其処の意識は無関係ですが、線維が、筋の長さや状態を背骨を通り、脳に伝え、更に指示を行っています。
そんな役割の運動生理学です。
さて、先日も来院されましたが、スジ違い的な、ぎっくり腰、これを簡単に説明しますと、筋の長さの感知の誤認か、筋への指示の誤認の場合が有ります。
※この場合、患部への治療とその神経支配を考え、鍼をさくっとさせば、あら不思議?と言うリアクションを頂きます。今回は佐々木先生でしたが、痛くない?とお帰りになりました。
この現象の場合、マッサージや電気では無理に等しいです。
でも、この線維を理解して行う、理学療法師、オステ、マニュピュなどの施術家の手技なら可能だと思います。
でも、運動をしながらの施術なので、上手い=気持ちいいという方の評価法では、いただけない施術になるかもしれません、結果主義なら、運動療法はオススメです。
ある一部の筋肉が、可愛く言えば、長さを間違ってます。
他の筋肉ちゃんがゆるんでいる時に、ひとり、ピコーンとゆるんじゃいけないと踏ん張っていたり。
逆に、他の筋肉ちゃんが、カッチーーーーーーンと踏ん張っている時に、ひとり、ダラーーーンとゆるんでいたりと、一人お門違いな行動をしているバターンのぎっくり腰が有ります。
なんだか、乳児の集まりを想像してしまいます。
本来、この、感知と指示を、皆さんの、脳みそちゃん、背骨ちゃん、筋肉ちゃんや、腱ちゃんがしています。
まさに、職場の基本、ホウレンソウです。
状態の報告、連絡、相談?からの指示。
ちがうか!?
人体って凄くないですか?
で、その反応点をスムーズにするものの一つが初動負荷です。
故障の原因は、この一連の流れが問題を起すパターンも多いです。
皆さんが一番、想像しやすいのが、パパ達の戦いの場、運動会で発生する肉離れです。
整骨院時代は、近所で運動会と聞けば、空き時間におもむろに、包帯やテーピングなど肉離れの受け入れ準備、練習をしていました。
これ、皆さんのイメージ的には固まった筋肉がブチッっと行ったイメージだと思います。
これを、詳細に説明しますと、長いので、やや詳細に書きますと、上記の筋繊維たちの、問題により、緩むべき筋肉が、緩まないもしくは、縮む現象によって、起きます。
次に予防の為、ストレッチを念入りにします。
これを詳細に書きますと時間がかかりますので、軽く書くと、この線維自体の一連の仕事も柔らかい筋肉の方が良い仕事をするからです。
この、能率アップを促がすのが、初動付加の一つだと思っています。
で、ココからが本題なのですが、今回の学生君は、初動負荷ってどうですか?と言われ、行けばいいじゃん!と答え、いやー、まだ早いと思って・・・。
で、色々話、自分は、その考えぶかさに鳥肌が立ちました。
自分的にもそうなんですね。
恐らく、全国レベルと言うか、そういうレベルの子が行くべきは、鳥取でしょうし。
難点と言うか、問題と言うか、通常の補強トレーニングなどとの相性があまり良く無いと言うか何と言うかと言う概念を感じています。
これが、普通の運動生理学で頑張ってきている指導者達に受け入れがたい理由とも感じます。
そして、1から10まで初動負荷だけで強くなる選手が多いと言う印象は無いんですね。
ある程度の選手が、初動負荷と出会い、成長するイメージはとても強いです。
後、筋繊維や腱などの話に夢中になってると気がつかないのですが、昔の理論で同じ内容も少なくは無いんですね。
自分的に、もしかして論ですが、現代の西洋的なトレーニング理論では無く、昔ながらの、運動理論を科学的に立証されている方の一人では?と思うんですね。
なので、色々と似たような物でよければ有ります。
これも、職業柄秘密ですが・・・。
恐らく其処から更に極めて発展していると思いますが、似た作用の物はありますね。
うーーーんマンダム。