先日、ラジオから、工藤公康選手の話が聞こえてきました。
肘の故障は、一度発症してしまえば、二度と元には戻らない話。
※ちなみに、二度と戻らないと言う割りにプロを30年続けてきています。
この差が大きいと思います。100%にならなくても、99%を維持する事は出来る。
二度と戻らない。だから、仕方無い。と思う人は、出来ない事です。
今の時代は、厳しい練習から、小学生から肘を壊す子が増えている。
精神面、体力、いろいろな要素が大事だけど、一番大事なのは、体調管理。
コンディショニング。
工藤公康選手の奥さんは、健康食品や整体なども営んでいたよ~な気がします。
工藤公康選手が奥様と出会った時、肝機能障害手前と言う状態。
当時は、肝臓が腫れて居るのがわかったそうです。
ちなみに、肝臓が肥大して、萎縮して、固くなったら、おしまいだったような…。
が、工藤公康選手は、奥様の徹底した食事管理のおかげで、三十年も現役を続けそうです。
更に、マッサージトレーナーは毎日自宅に通っていたような…気がします。
とにかく、しつこいぐらい、言っていたのが、コンディショニングや体調管理の話でした。
ここが張ってる時はダメだから、ここの張りを取ってくれ。
緩めすぎても、ダメだったり、少し運動して調子を合わせたり。
トレーナーとのコミニケーションの大切さなど、話されてました。
当院の競技系の方でお付き合いの長い方は、試合3日前だったり、前日だったり、当日の朝だったり、人それぞれです。
正直、その調子が良い状態は、体に敏感な方ほど、本人の感性に任せる他ありません。
他にも当院の場合、消化器系の調子が悪い。胃がもたれてる。肝臓が疲れてる。気力が…。修復力や心肺機能高くしてください。なども有ります。
と言う事で、治療後の、こんな感じという報告は、以外に重要です。
車やバイクのレースでも、そこのコミニケーションが無ければ、勝てません。
このセッティングで、このタイヤは、どうなのか?
競技系で付き合いはじめの方には、この痛みは消えた、こうすると、痛い。
無痛を100%とすると、今%の状態なのか?
痛みの改善の%など細かく伝えてもらえると、自分は武器になれると思います。
以前、ホームページのスポーツ鍼灸の所には書いてあったのですが、
皆さんは、
4時間以上の厳しいトレーニングを続ける事と、質の良い2~3時間の練習、プロ選手はどちらをしていますか?
整骨院でコンデイショニング。治療院でコンディショニング。プロ選手はどちらでコンディショニングを受けていると思いますか?
プロとアマの違いで、
①体調管理(コンディショニング・食事)。
②メンタルの成長・管理。
③肉体的トレーニング。
皆さんの優先順位はどうなりますか?
今日も、うつの方と話しましたが、遼君が優勝の話から、今時の選手の冷静さに話が行きました。
強い選手は、淡々としている。
遼君、マー君、ハンカチ王子、錦織 圭、本田圭介。
どうでしょうか?
自分からすると彼らの、淡々とした特徴の背景には、自己分析能力の高さ、勝負に対しての理解と準備、が凄いのでは?と思うんです。
正直、イチローイズムの継承のようにも感じます。
一昔前まで、気合と根性で一花咲かせて、消えて行く選手は多かったと思います。
でも、故障をしない美学。選手生命の長さへの美徳。を、感じます。
自分はど派手な選手も好きですが、結果として、36歳になって、20代に憧れていた選手は、多くは引退してます。
時として、転落の様な引退も感じます。
今となっては、イチローや工藤選手、クルム伊達など、レジェンドプレーヤーの時代も感じます。
一昔前まで有りえません。
ジョイを長引かせる事も一つの美学と言う事です。
んーーマンダム。
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