太極~なんて話をしてみようと思います。
太極図は見たことある方が多いと思いますが、
あの図を説明できますでしょうか?
2色で構成されているのは陰と陽を表しているのですが、
あの不思議な模様はその陰と陽の動きを表しています。
どういうことかと言うと
半径を時計回りにグルッと回していけば解かります。
色のバランスが綺麗に変わっていくのです。
最初にほとんど無かった色が段々多くなっていき、
元々あった色がなくなっていく…
これを陰遁・陽遁といい、
陰の気が強く(多く)なっていくのを陰遁
陽の気が強く(多く)なっていくのを陽遁とし、
常に起こる変化として捉えます。
また、小さい丸が2つありますが
アレは「陰の中に陽あり」「陽の中に陰あり」
というのを表しています。
とまぁここまでは案外ご存知の方が多いのですが、
太極という言葉自体の意味をご存知の方は少ないと思います。
「極」という字からイメージできる言葉で「極み」や「極端」
といったものがありますが、
「極」というのはこの字だけで終点や端という意味があります。
太極というのはこの「極」がないものを太極といいます。
円には端も終わりもありませんよね?
なのであの様な円で描かれているのです。
ちなみにこの「太極」
森羅万象に当てはめることができます。
時間の流れにしても、動植物の成長にしても、病にしても
どのような事象にも存在するのです。
もちろん身体にもですが、極ができた時どうなるのかと言いますと…
ご想像の通り、ココが痛い、なんか調子が優れない等々
身体に異常を感じるわけですね。
なのでそういった極は鍼灸でほどいてあげましょう♪
っていうのが自分の考えです。