今日は故障からの発展の話を患者さんとしました。
整骨院でも、病院でも、どうにもならない疾患があります。
その疾患の中には、鍼灸で改善、前進を見せる疾患も有ります。
故障を知らない人。
故障を知る人。
故障を知る人しか持てない思考が有ります。
陰が有り、陽が生まれる。
陽が有るから、陰が生まれる。
幸福も、不幸も、感性の一つです。
延々に不幸感の人生も無ければ、延々と幸福感だけの人生も有りません。
人は、幸福にも不満を唱えはじめ。
不幸の中でも、幸福を見出す。
そういう要素を持っています。
大きな故障、大きな暗闇、それ相応の価値を生み出す事が有ります。
温かい日差しに喜び、路肩の花に美しさに気がつくのは、それ相応の苦しみの後のほうが多いことだと思います。
陰と陽は、互いに相手を効果的に引き出す。
光と影のように
互いに、ある事で、互いに、ある事が出来るんです。
陰陽論の一つです。