先日のサーフィンの調子が今一と感じた理由の一つが、自転車通勤によるチキン増加が真っ先に頭に浮かびました。
海に入りながら、アカン、チキンが付きすぎた。と思ってました。
ちなみにチキンとは遅筋の事です。
簡単な話、動作が重いんです。
筋肉には、速筋と遅筋が有り、その割合によって競技特性が出ます。
簡単に言うと、
遅筋が有酸素系のマラソンや自転車競技、水泳など。
速筋が、陸上短距離、重量上げ、などです。
何となく、速筋が早いので良さそうなイメージになりますが、長距離は苦手になります。
自分的に良く言うのが、アメ車です。
エンジンが極端に大きく、燃費は最悪です。
遅筋は有酸素運動が得意となります。
自分的に良く言うのはハイブリットカーです。
もともと、足の速いママさんのお子さんが中々速くならないと言う事でそんなお話をしました。
さてさて、サーフィン愛好家の患者さんも多く、そういった話にもなりやすいのですが、長時間サーフィンを楽しむ方が多かったりします。
一度入ったら4時間、5時間。
このやり方の場合、恐らく、遅筋が増えます。
と言う事は、スピードが落ちます。
他の競技系の方でも一日テニスを何時間もした。
ジムで何本もプログラムメニューに参加した。と言う話を聞きます。
身体つくりの最中だったり、成長段階だったら、それも大事な話ですが、どんな競技も気合と根性で、アマチュアの上位ぐらいまではこのやり方で行けると思います。
ただ、人体の筋肉の生理学上、遅筋の増加に繋がります。
と言う事は、もっと早く動ける身体が遅くなるかもしれないと言うデメリットも有ります。
さてさて、ここでオススメなのがトレーニングの質の見直し向上です。
短い時間で、どれだけ内容の濃いものが出来るか?と言う点です。
もし、このブログを見ている方が、身体が重い、スピードが欲しいと思われているのなら、ダラダラと長時間続ける以外にやる事が有ります。
方法としては、自分の場合極端です。
例えば、ジムに通っていた時の話で言えば、まずジムに行き、有酸素運動をいきなり心拍120以上160未満まで上げ、一気に上げて10分やります。
はたから見たら危ない人です。
※良い子は真似しないで下さい。
その後、軽くストレッチ。
その後、自分の欲しい筋肉で、自分が10回しか出来ない重量で筋トレ系を行い、3回しか出来ない重さ、最後に1回全力で挙げられる重さを上げます。
※良い子はマネをしないで下さい。
その後、軽くストレッチ。
プログラムメニューは、ヨガ、ピラティス、気功、中心。
※これは自分的に神経と筋肉の神経伝達能力を上げてくれます。簡単な話反射神経、運動神経が若干上がります。
玉に、パンプアップメニュー、格闘技系メニュー。
これはパンプアップメニューは軽い重量が基本ですが、ついつい玉にインストラクターと同じ重さで頑張ってしまいますが、あまり奨めません。
格闘技は日常では使わない体を最大限に捻る特性を持ったトレーニングになります。
ここでは特に、パンチやキックを出す事よりも、その反対側の引く動作に意識を向けてやってました。
さてさて、ここで記載させて頂いた物は私独自の物ですので、ジムトレーナーさんには散々否定されてしまう内容かもしれません。
と言う事で良い子はマネをしないで下さい。
そして、今書いた理論はあくまでも小さな理論で有って、上に行けば行くほど常識を逸脱した生理学で肉体を作り上げている人は山ほど居ます。
イチローは、初動負荷をしてますから、ウェイトトレーニングはしません。
細い身体で腕力がある人は大勢居ますし、太った身体で俊敏な身体の人も大勢居ます。
これが、科学では理解出来ないレベルです。
人体とは不思議だらけなんですね。
なので、人体の学問をどれだけ暗記しても、これは、こう!と言い切る事は出来ないんです。
傾向が有ると言う話です。
アメ車なみのパワーとハイブリットカー並みの燃費のある人もゴロゴロ居るんです。
やっぱり最後はチャクラ開くしか無い気がします。