鍼灸施術前がこんな感じです。
施術、五回目。
素人目には難しいかもしれません。
胸の後ろの可動域が出るだけで首の動きは相当変わります。
そして、無関係のようで、マッサージが好きな人の首は、首の後ろにシワが出来ます。
なぜ、そこにシワが出来るのか?
ようは、シワの下の胸肩週辺の関節が可動しないので、首だけ動かすからです。
この原因は、パソコンであったり、色々と有りますが、一つは後ろから、上からぐいぐいとマッサージをする為です。
簡単な話、猫背にする為に短縮している筋肉は体の前面に有ります。
凝り固まっているのは肩でも、猫背の原因は、胸、首の前面、腹筋になります。
しかし、普通は其処を治療はしません。
凝り固まった肩の上や後ろです。
猫背のまま、前を向くと…。
奥では
シワが出来てます。
これも、適当な技術者に任せていると、どんどん背中は亀の甲羅の様になり、体は後ろに反れなくなります。
揉めば揉むほどに硬くなる理論の一つ。
安い所で、肩のマッサージばかり受けていると、亀の甲羅はより強く頑丈になり、ひどくなれば手に痛みやシビレを出します。
首一つとっても大事なのは、全身のバランスです。
首を前に引っ張る。猫背にするようにする筋肉は首の後ろでは無く前です。
胸や、腹筋です。
でも、そこは、人体にとって大事な部分です。素人にはいじらせない方が良い場所です。
そもそも、
マッサージで本当に硬くなる場所が出来る事が理解できるのであれば
次の事も理解できると思います。
鍼灸はツボ緩めて、経絡と言う臓器にまつわる流れを改善させていきます。
しかし、その大事なツボがガチガチになるまで押し続け、その線路の流れはどんどん悪くなる。
背中には、腎ゆ、肝ゆ、大腸ゆなど臓器を治すツボが点在します。
そこをギューと押して、流れを一過性に開放する。
症状は、一過性に軽減する。
しかし、そこが押せば、押すほどに、硬くなっていく事が起きているのであれば、治療でしょうか?
ツボの流れは長年かけて悪くなるのでは無いでしょうか?
強いマッサージが好きな人の背中は、がちがちに硬くなります。
さて多くの大事なツボを持つ背中が、ガチガチの人と緩んでいる人と、臓器の疾患にかかりやすいのはどちらでしょうか?
強いマッサージが好きな人の首の後ろをチェックしてみてください。